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大谷翔平の愛されすぎな日常…懐かしい「ゲーム仲間」に仲良しだったアニキ、エンゼルスで“ショウヘイを愛した男たち”、今何してる?
posted2023/06/04 17:05
text by
斎藤庸裕Nobuhiro Saito
photograph by
AFLO
かつての同僚たちは今どこへ……。メジャーリーグでは、トレードやオフの補強などで、チーム構成が毎年のようにガラリと変わる。エンゼルスもしかりだ。大谷翔平投手(28)が2018年からメジャーに挑戦した初期の頃から、現在まで同僚でメジャーのベンチ入りロースターに在籍している選手は、野手ではマイク・トラウト外野手(31)、投手ではハイメ・バリア投手(26)の2人。それだけ、入れ替えが激しく行われる。
テイラー・ウォード外野手(29)は18年8月中旬からメジャー昇格。昨年、外野のレギュラーとして台頭したが、今季は不振が続き、売り出し中の左打者ミッキー・モニアク外野手(25)との併用となった。また、18年6月にデビューし、同学年の仲良しとして注目されていたデビッド・フレッチャー内野手(29)は今季、開幕から思うような結果が出ず、4月中旬にマイナー降格。現在はメジャー40人枠から外れている。
「大谷のゲーム仲間」だった選手は今何してる?
トレード、FA移籍、マイナー選手との入れ替えなど、新陳代謝が激しいメジャーリーグ。大谷の1年目に同僚だった選手たちの中には今季、MLBの球団で所属先がない選手もいる。
おしゃれな私服姿から、大谷と水原一平通訳に「ファッションモンスター」と呼ばれ、歌手きゃりーぱみゅぱみゅの「ファッションモンスター」を登場曲で使用し、話題となったノエ・ラミレス投手(33)は17年シーズン途中から20年までエンゼルスに所属。
同年オフにライセル・イグレシアス投手(33)とのトレードでレッズに移籍したが、開幕前にエンゼルスと再契約。結局、5月にメジャー40人枠から外された。その後はダイヤモンドバックスに移籍。22年9月に戦力外となって以降は、所属先が決まっていない。
ゲーム仲間でもあったアンドレルトン・シモンズ内野手(33)も、今季はメジャーでプレーしていない元同僚の1人だ。18年7月は、球団を通じて大谷が「日本のファンの皆さん、チームメートのシンバ(シモンズのニックネーム)にオールスター投票お願いします」と呼びかけたこともある。
ゴールドグラブ賞4度の名遊撃手は、21年にツインズ、22年はカブスでプレーしたが、同年8月に戦力外となった。カリブ海のオランダ領キュラソー島出身で、今春3月のWBCにオランダ代表で出場。4試合、三塁で起用され、11打数2安打の打率1割8分2厘と結果は出ず、1次ラウンドで敗退した。