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大谷翔平はまさかの3位! では“大谷超え”1位&2位は?「あなたが選ぶWBC“侍ジャパンのMVP”」野手編ベスト5結果発表《1500人アンケート》 

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posted2023/04/07 12:00

大谷翔平はまさかの3位! では“大谷超え”1位&2位は?「あなたが選ぶWBC“侍ジャパンのMVP”」野手編ベスト5結果発表《1500人アンケート》<Number Web> photograph by Getty Images

計1537票が集まった「あなたが選ぶ侍ジャパンのMVP」アンケート。大谷翔平を上回る票を集めた野手編の1位&2位の選手とは?

4位 源田壮亮(西武/30歳) 98票

 西武が誇る守備職人・源田壮亮が、98票を獲得して4位に選ばれました。

 1次ラウンドの韓国戦で帰塁した際に右手小指を骨折し、その後の出場が危ぶまれましたが、侍ジャパンの守備の要は自ら志願して準々決勝のイタリア戦から戦列に復帰。準決勝、決勝とスタメン出場を続け、利き手を負傷しているとは思えないプレーの数々で侍ジャパンの世界一に大きく貢献しました。

 とりわけ印象的だったのが、「源田の1ミリ」と称された準決勝メキシコ戦のタッチプレー。ファンからは「メキシコ戦での二塁タッチアウトやスリーバント。あれが失敗していたら勝利はなかったと思う」(54歳・女性)といった声も寄せられました。

「指の骨折をおしての出場にもかかわらず影響を全く感じさせない普段通りのプレー。その、美談としてではないプロ意識は他の選手たちも思うところがあったのでは」(55歳・男性)

「決して万全でないコンディションでも、攻守で『この一球』に全力で食らいつく姿、『たまらん』守備は最高でした」(35歳・男性)

「彼の打席での粘りや守備走塁が、チームの勝利を引き寄せたと思います。ホームランだけではない、野球の魅力を教えてくれる選手でした」(29歳・女性)

3位 大谷翔平(エンゼルス/28歳) 170票

 大会公式のMVPであり、本アンケートの「投手編」でも1位に輝いていた大谷翔平ですが、「野手編」では3位という結果になりました。打者としても打率.435、1本塁打、8打点という素晴らしい成績を残していただけに、ある意味で“驚きの順位”と言えるかもしれません。

 全試合で侍ジャパンの3番を担い、オーストラリア戦では自身の看板に直撃する特大弾も放った大谷。しかしそれ以上に鮮烈だったのは、メキシコとの準決勝、1点を追う9回裏のツーベースでした。

 初球を右中間に運んだ大谷はヘルメットを脱ぎ捨てて全力疾走し、二塁上で激しいアクションを見せて仲間を鼓舞。スーパースターが見せた「絶対に勝つ」という気迫に、胸を熱くしたファンも少なくなかったようです。

「メキシコ戦でのヘルメットを飛ばしながらの走塁、塁上でのベンチへの鼓舞、決勝前の『憧れるのをやめましょう』という言葉、何よりプレーしている姿勢全てにおいてチームを牽引したと思う」(48歳・男性)

「準決勝9回裏のツーベースヒット、その後のチームを鼓舞する姿に感動しました」(23歳・女性)

「一打で流れを変えることのできるバッター。オーストラリア戦の初回ホームラン、準々決勝のバント安打、準決勝の9回の初球打ちツーベース。大谷が打つことで日本へ流れを持ってくることができたと思う」(48歳・男性)

「個人成績はもちろんのこと、チームをプレーで鼓舞したり、ベンチで仲間の活躍を全力で喜んだり励ましたりする姿は、成績以上にチームにもたらしたものは大きいと感じました」(30歳・男性)

【次ページ】 「彼がいなかったら、ジャパンじゃなかった」

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