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「あなたがWBCで一番期待する侍ジャパンのピッチャーは誰?」ベスト10結果発表…守護神候補・栗林や「宇田川会の主役」は何位?《600人アンケート》
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byHideki Sugiyama
posted2023/02/22 17:25
侍ジャパンの宮崎キャンプで調整を進める栗林良吏と宇田川優希。球数制限のあるWBCではリリーフ陣の好不調が勝敗のカギを握る
7位 高橋奎二(ヤクルト/25歳) 27票
7位にランクインしたのは、ヤクルトが誇る最速155キロのサウスポー・高橋奎二です。
豪快なフォームから繰り出されるストレートは威力抜群で、2021年から2022年にかけて日本シリーズで15イニング連続無失点を記録。大舞台への適性は証明されており、仕上がり万全なら目が覚めるような投球を披露してくれることでしょう。ヤクルトでバッテリーを組む中村悠平が招集されているのも心強いポイントです。
「球数制限のあるWBCでは第2先発も重要です。イニングの途中からランナーを背負った場面で投げることも考えられるだけに、奪三振率が高く、外国人にも強い高橋投手がカギを握ると思います」(31歳・男性)
「強化試合でWBC球に対応できていたのと、あの時の痺れるストレートがどこまで通用するか見てみたいから」(47歳・女性)
「重要な中継ぎや第2先発をやると思われる投手はみんな応援していますが、貴重な速球派左投手ということで選びました」(54歳・女性)
「日本シリーズで2年連続無失点と大舞台でより力を発揮するタイプに思う。普段バッテリーを組む中村捕手がうまく操ってくれるはず」(24歳・男性)
6位 今永昇太(DeNA/29歳) 29票
昨季6月にノーヒットノーランを達成した今永昇太が6位に選ばれました。素人目にも「ノビ」が伝わる直球に加え、完成度の高いスライダーとチェンジアップを操るDeNAの左のエースは、その理知的な語り口からしばしば“投げる哲学者”とも形容されます。
同じ左腕で、想定される起用法(第2先発・中継ぎ)が重なることもあり、ファンからは2009年のWBCにおける杉内俊哉のような活躍を期待する声も。今永自身も国際試合で26回を投げて48奪三振、防御率0.35という驚異的な成績を残しているだけに、WBCでの投球に注目が集まります。
「日本シリーズでの好投経験や、ノーヒッター達成直後でも周りが見えている精神的な部分の成熟をこのWBCでより一層発揮してくれると期待しています」(32歳・男性)
「ルーキーから応援しています。伸びのあるストレートは彼の最強の武器。去年はさらに磨きがかかっていました。WBCで優勝して世界ナンバーワン左腕になってほしい。期待しています」(53歳・女性)
「過去の大会の杉内投手のように『切り札』になってほしい」(36歳・男性)
「独特な感性と世界観を持つ投手が世界の舞台でどこまで活躍できるのか気になります。活躍して哲学的なコメントをしてほしい」(27歳・男性)
6~10位には若さと勢い、短期決戦への適性といったファクターで票を伸ばした好投手たちがランクインしました。果たして、トップ5はどんな顔ぶれになっているのでしょうか。
<#2「WBCで活躍を期待する侍ジャパンの投手」アンケート1~5位の結果発表に続く>
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