9位　宇田川優希（オリックス／24歳）　19票

宇田川優希　©Hideki Sugiyama

　昨年夏以降、一気に頭角を現したオリックスの宇田川優希が9位にランクインしました。レギュラーシーズンは19試合に登板して防御率0.81、クライマックスシリーズは2試合無失点、日本シリーズでも4試合を投げて無失点（10奪三振）と、大車輪の働きで日本一に貢献。最速159キロの直球を武器に、育成入団から一気にスターダムを駆け上がりました。

　今季のオリックスキャンプでは中嶋聡監督から減量指令が出され、調整に苦労しているという報道もありましたが、侍ジャパン合流後は徐々に復調ムード。ダルビッシュ有が「宇田川会」を開催するなど、チームメイトたちの気遣いも追い風に、WBC本番でも大舞台での強さを見せてくれることでしょう。

「プレッシャーもあると思うが、若さと勢いを武器に昨シーズンのブレイクのような活躍を期待したい」（35歳・男性）

「シンデレラストーリーを駆け抜けていってほしいです」（29歳・女性）

「昨年の今頃には本人自身も想像してなかったであろう舞台で、名のある海外の強打者をなで斬りにするシーンがぜひ見たい」（49歳・男性）

「日本シリーズでのここ一番で三振を取る能力が凄まじかったから」（24歳・男性）

8位　栗林良吏（広島／26歳）　20票

栗林良吏　©Hideki Sugiyama

　東京五輪で侍ジャパンの守護神を務め、金メダル獲得に貢献した広島の栗林良吏が、20票を獲得して8位に選ばれました。ルーキーイヤーだった2021年にクローザーに指名されると、初登板から22試合連続無失点。過去2シーズンで101試合に登板し、自責点はわずかに13という成績からも、その素晴らしい安定感が窺えます。

　常時150キロ前後の直球に、本人が最大の武器と自認するフォーク、さらにカーブやカットボールの制球力も一級品。ゲームを締めくくる守護神としての活躍を期待する声が多数寄せられています。

「安定したピッチングが素晴らしい」（51歳・男性）

「栗林なら抑えてくれるという絶対的な信頼。カープ唯一の選出であり活躍してもらいたいという期待も込めて」（23歳・女性）というコメントも。

「オリンピックでも抑えを務めていた実績もあるし、初見では伸びのあるストレートと落差のあるスプリットをとらえることができないと思う」（27歳・男性）

「今やカープにとどまらず、日本のクローザーです。他にもたくさんの抑え投手がいますが、やはり五輪の経験は大きいと思います」（56歳・男性）

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