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東京五輪世代の“秒殺仕事人”。覚醒の小川航基、再びJ1へ。
posted2023/02/16 09:00
1997年8月8日、神奈川県生まれ。桐光学園から'16年磐田入団。水戸、磐田復帰を経て、'22年横浜FCに完全移籍
text by

北條聡Satoshi Hojo
photograph by
J.LEAGUE
お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません――当人はそんな心境じゃなかろうか。ようやく、その才能に見合うだけの実績を残し、再びJ1の舞台に挑む小川航基(横浜FC)だ。
昨季のJ2で鮮烈なゴールラッシュを演じ、昇格に大きく貢献。年間MVPと得点王の二冠を手にした。奪ったゴールの数は26。プロ8年目にして初の2ケタ得点でもあった。逸材ひしめく東京五輪世代の中でも大将格だった男が、である。
ついに覚醒。そんな声は少なくない。そのトリガーは本人の成長という以上に、彼を取り巻く環境の変化にあった。何より、小川航基の正しい生かし方を心得る指導者とチームメイトに恵まれたことが大きい。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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