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「ドウアンはどこまで行くんだろう」ドイツ人記者も絶賛&期待、堂安律がブンデスで実感する“成長”「かなり強くたくましい選手になれてる」 

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中野吉之伴

中野吉之伴Kichinosuke Nakano

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photograph byGetty Images

posted2023/01/31 11:00

「ドウアンはどこまで行くんだろう」ドイツ人記者も絶賛&期待、堂安律がブンデスで実感する“成長”「かなり強くたくましい選手になれてる」<Number Web> photograph by Getty Images

W杯後も高いパフォーマンスを見せ続ける堂安。スタジアムでは称賛する声が上がる中、本人が意識するのは…

「(あのシーンでは)ボールが見えなかった。ボールがどこにあるかわからないなか足を出したんで、どうなったかもわかってないです。でもああいう局面で(ゴール前に)入っていくというのは自分の課題として意識してたので。『ボールが来る!』っていうのを信じて、次の試合もやりたいなと」

 自信はみなぎり、飽くなき挑戦と向き合う強い意志まで感じさせられる。さらなる成長へ。ワールドカップが終わり、1月下旬から再開されたブンデスリーガで堂安が意識をしていることはなんなのだろう。

「もうチームに貢献することだけです。それがゴールとアシストにも繋がると思う。そこは意識してます」

彼の道はかなりの高みまで続いていくはずだ

 その言葉通り、翌節のアウグスブルク戦では見事なダイレクトパスでルーカス・ヘーラーの決勝ゴールをアシストし、チームを勝利に導くプレーを見せた堂安。フライブルクは18節終了時で首位バイエルンと勝ち点3差の5位につけている。混戦ブンデスリーガでまだまだ旋風を巻き起こす存在になりそうだ。そして堂安は、そのためにコンスタントな活躍が欠かせない存在なのだ。

 フランクフルト記者の言葉を思い出す。試合後、席を立つときにこんなことを話していた。

「堂安はどこまで行くんだろうね。彼の道はかなり高みまで続いていくはずだ」

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