相撲、この技、この力士BACK NUMBER
元横綱稀勢の里・二所ノ関親方が徹底解説
第六回:鶴竜「スロー映像で判明した秘密」
posted2023/01/15 07:00
![元横綱稀勢の里・二所ノ関親方が徹底解説第六回:鶴竜「スロー映像で判明した秘密」<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/1/1500wm/img_611cf197814fcde9d603483d591f64c3175951.jpg)
鶴竜は幕内通算85場所、645勝394敗。モンゴル・スフバートル出身。'01年11月場所で初土俵。'14年3月場所で初優勝を果たし、横綱昇進。優勝6回。'21年3月場所中に引退し、年寄・鶴竜を襲名
text by
![二所ノ関寛](https://number.ismcdn.jp/mwimgs/6/3/-/img_63c0172edf1a3eec5d5017836b5eb9301895.jpg)
二所ノ関寛Hiroshi Nishonoseki
photograph by
Hideki Sugiyama
みなさん、明けましておめでとうございます。令和5年の幕開け、初場所も始まっています。以前から「幕下が多い部屋は活気がある」というのが私の持論でしたが、現在、二所ノ関部屋には6人の幕下力士がおり、年内には関取誕生のニュースをお届けできるはずです。ご期待ください。
弟子たちに期待しているのは、ライバルとしのぎを削って強くなることです。振り返ると、私にはたくさんのライバルがいました。中でも元横綱・鶴竜関は私が15歳の頃、相撲教習所時代から切磋琢磨してきた間柄で、彼がいたからこそ、私は「踏み込み」を鋭くすることができたのです。
![](https://number.ismcdn.jp/common/images/common/blank.gif)