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「メッシ、エムバペらとJ2戦士デュークが肩を並べた!」「SHONOさんが“話題の美女”に…」マンガで描くW杯GSエモいシーン
text by
千田純生JUNSEI CHIDA
photograph byTakuya Sugiyama/JMPA,Junsei Chida
posted2022/12/06 11:03
信じられない展開が連続のカタールW杯。グループステージまでのエモい場面をイラストで!
そんなアツいサポーターが数々いる一方で、対照的なのがFIFAのインファンティーノ会長。カタールが各会場のアクセスがいいこともあってか、とにかくいろんな試合に顔を出している印象です。でもなんか、基本的に浮かない顔……カタール開催による問題提起の報道が数々あるのは僕も周知ですが――その表情は「え、試合、退屈なの?」とも(苦笑)。相当疲れているのかなあ、とちょっと心配になります。
3)ファジアーノが“PSGとバルサに肩を並べた”件
サッカーの話題に戻りましょう。SHONOさんの話題が出たところで……Jリーガーも大活躍しています。「権田修一や谷口彰悟、酒井宏樹とか頑張ってるもんねー」と皆さん言ってくれるかとですが……外国人Jリーガーもしかりです。
例えば韓国代表だとクォン・ギョンウォン(G大阪)、オーストラリア代表ならトーマス・デン(新潟)。かつて在籍した選手にレンジを広げれば、ポルトガル戦でゴールを決めたキム・ヨングォンもそうです。あとはチョン・ウヨンもキム・スンギュもファン・ウィジョもナ・サンホも……ホントは全員挙げたいんですが(笑)、彼らもまたJリーグで得たものをカタールの大舞台で見せてくれているんだと感じています。
Jリーガーとしての存在感を最も大きく見せたのは、オーストラリアのミッチェル・デュークでしょう。チュニジア戦では値千金の決勝ゴールをゲット。なお11月26日に開催された4試合のプレイヤーオブザマッチと所属クラブを並べると……。
フランス2-1デンマーク:エムバペ(PSG)
アルゼンチン2-0メキシコ:メッシ(PSG)
ポーランド2-0サウジアラビア:レバンドフスキ(バルサ)
オーストラリア1-0チュニジア:デューク(ファジアーノ岡山)
ファジアーノがPSG、バルサと肩を並べる日が来るとはすげえ……!! クラブの公式ツイッターさんも大喜びしてましたね(笑)。その一方でドイツ、ウルグアイ、ベルギーの優勝候補がグループステージ敗退の憂き目にあったのも衝撃でした。ルカク推しの妻氏も、クロアチア戦であまりに持っていないルカクの姿にはもらい泣きをしていました。
さて最後に触れるのは……やはり判定でしょう。「三笘薫選手の“1ミリ折り返し”VAR」が日本だけでなく世界中で大きな話題となっていますが、大会ごとにテクノロジーがサッカーの結果に直結するようになっているんだな、と感じています。
もっとも判定によるテクノロジーで驚いたのは、開幕戦のカタールvsエクアドルでのこと。開始早々にゴール前の混戦からエクアドルのバレンシアがゴールを陥れましたが、「半自動オフサイドシステム」によって結果的にゴール取り消し。試合によっては「片腕だけ出ている」状態でオフサイドとなるなど、とんでもなく厳密になってきたんだなと。
「すごい時代だよねえ」
このように妻氏に向けて話すと……
「このCG、インチキできないかしら」
そ、そこで“マリーシア”しようとする発想はなかった(笑)。
進化が続くサッカーと、どの大会でも変わらない祝祭感のW杯。決勝トーナメントに入って熱さを増す戦いを寝不足上等で追っていこうと思います!
(日本代表グループステージ激闘編につづく)
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。