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「『水曜日のダウンタウン』の大食いの顔でありたいね」バラエティでも話題のアンジェラ佐藤が語る“ジャイアント白田&魔女菅原との絆”
posted2022/11/30 11:01
text by
荘司結有Yu Shoji
photograph by
Shiro Miyake
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食の宝庫・北海道が生んだ大食い女王・アンジェラ佐藤こと佐藤綾里(47歳)。
2009年にテレビ番組『元祖!大食い王決定戦』女王戦で4位デビューしたのち、予選からすべてのラウンドで勝利する“グランドスラム優勝”を2度達成した。『大食い世界一決定戦』にも出場した彼女は、近年では『水曜日のダウンタウン』の大食い企画に登場。ジャイアント白田、菅原初代と組む「大食い王チーム」は出演するたびに話題を集めている。
初出演はあのミックスルール対決
アンジェラが初めて『水曜日のダウンタウン』に出演したのは2016年のこと。番組恒例のミックスルール対決「五目並べ×わんこそば」に大食いチームのひとりとして参加した。
「白黒のお椀を五目並べの石に見立てて、わんこそばを食べて空になったお椀を碁盤に並べていく、というものでした。棋士5人と大食い選手5人の対決だったのですが、棋士の皆さんはやはりプロなので、少し食べて並べるだけでどんどん優勢になっていく。私たちはルールすら曖昧だったので、とにかくたくさん食べていっぱい置いて、力技でねじ伏せて勝つという感じでした(笑)」
当時は他の大食いタレントとの共演もあったが、近年は白田・菅原・アンジェラが“大食い固定メンバー”となっている。3人での思い出の企画を尋ねると、「お寿司の達人」という答えが返ってきた。
これは、歌詞に出てくるネタがレーンを流れ、曲のテンポに合わせて食べるというもの。元々はシブがき隊の「スシ食いねェ!」に登場するネタを次々と食べる企画だったが、山下達郎の「DONUT SONG」でのドーナツ、「きのこの唄」でのキノコなど、対象が広がっており……。
「去年の『お寿司の達人』では『いっぽんでもニンジン』という曲に合わせて6羽の七面鳥が流れてきました。思わず白田さんから『これは無理でしょう!』という名言も飛び出して(笑)。どんな企画も3人が集まればそこそこにこなせるのですが、たまに過酷というより、もはや無理というものもありますね」
今までで一番キツかった企画は「国道ラーメンマラソン」
チーム戦でも無茶に映る企画は多いが、むしろ体力的にキツいのは、単独で参戦する企画だという。最近話題となったのは10月放送の「国道ラーメンマラソン」。東京-川崎間の約20kmの国道をランニング中、ラーメン屋の前を通ったら必ず一杯を完食するという企画が展開され、アンジェラは10時間余りの道中で16杯を食べきった。
「あの企画は今までで一番キツかったですね。初めはとにかくラーメンが美味しかったのですが、8杯目を過ぎたあたりからしんどくなり……。ただ、ラーメンを食べるのがキツいというよりは、あれだけ長く走るのが辛かったですね。正直、もう二度とやりたくない企画です(笑)」