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「『水曜日のダウンタウン』の大食いの顔でありたいね」バラエティでも話題のアンジェラ佐藤が語る“ジャイアント白田&魔女菅原との絆” 

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荘司結有

荘司結有Yu Shoji

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photograph byShiro Miyake

posted2022/11/30 11:01

「『水曜日のダウンタウン』の大食いの顔でありたいね」バラエティでも話題のアンジェラ佐藤が語る“ジャイアント白田&魔女菅原との絆”<Number Web> photograph by Shiro Miyake

大食い番組から『水曜日のダウンタウン』などのバラエティでも活躍するアンジェラ佐藤

「『水曜日のダウンタウン』の企画が大好物なんです」

 そう笑って話すアンジェラ。突拍子もない企画も多いが、それでも出演を続けるのは、大食いの猛者たちをも唸らせる、水ダウの企画力ゆえだという。

「大食いタレントとして箔がつくという理由もありますが、単純に『水曜日のダウンタウン』の企画が大好物なんですよね。私もYouTubeで大食い企画をやっていますが、水ダウの企画をパクりたいくらいです。実は私も何度か番組側に企画を提案したことがあるのですが、一回も採用されたことはありません(笑)。

 最近だと夏の心霊シーズンに『霊に効く食べ物を大食いしたら除霊グッズそのものになれる説』という企画を提案したことがあって。心霊スポットでニンニクとかを大食いするという企画書を出しましたが、ものの見事にボツになりました」

魔女菅原は「すごく教養的な人」

 アンジェラをはじめ、若い世代にはバラエティのイメージが強い3人だが、それぞれ平成の大食いブームをけん引した立役者でもある。数々のフードファイトを制した“史上最強”の白田、大食い王女王戦で史上初の3連覇を成し遂げた菅原。男女を代表する名フードファイターであるふたりを、アンジェラはどう見ているのだろうか。

「まず、デビュー当時からずっと一番の憧れが菅原さんです。テレビではかなり男前に食べるイメージですが、実際はすごく教養的な人。でもいざ戦うとなると、スイッチが完全に切り替わり、アスリートのような勝利への執念を感じます。

 以前、水ダウでデスソース1Lの早消費対決があったのですが、私も菅原さんも『激辛苦手大食いチーム』の枠で呼ばれたんです。企画としては激辛好きチームとの接戦を期待されていたのに、いざ収録が始まると菅原さんがガンガン食べてしまって……(笑)。企画の趣旨は無視したものの、それはそれで面白かったのでよかったですね」

「本人の前で言うと怒られそうですが…」

 アンジェラが菅原と出会ったのは、デビュー戦である2009年の『元祖!大食い王決定戦』の女王戦だった。菅原はその前年から女王戦を3年連続で制して殿堂入り。アンジェラはその背中を追って大食い界の門を叩いたが、2018年の女王戦では菅原を下し、4代目爆食女王の座を手にしたのだ。

【次ページ】 白田は「今の『食べられない』キャラも面白い」

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