2017年7月、そのメイウェザー・ジュニアがIRS（アメリカ合衆国内国歳入庁　※日本の国税局に当たる）に3000万ドルの借り入れがあり、支払いを滞納していると「Forbes」誌が報じる。MMAチャンピオンとはいえ、ズブの素人であるコナー・マクレガーとのボクシングマッチを組み、その収入を支払いにあてるので、8月26日まで待ってほしい、という内容の嘆願書をメイウェザー・ジュニアはIRSに提出していた。

　2年のブランクがあるとは言え、メイウェザー・ジュニアがマクレガーに勝利するのは目に見えていた。案の定TKO勝ちを収め、2億8000万ドルのギャラを得る。引退した身でありながら、MMAファイターを相手にすれば稼げることに味を占めた彼は、間断なくエキシビションマッチをこなすようになった。

2017年8月26日のマクレガー戦。メイウェザーにとって2年ぶりの実戦となった　©Getty Images

　現地時間7月27日、そのマクレガーとの第2戦の交渉がスタートしたことが米国で報じられた。ジャパンツアーを終えた後も、忙（せわ）しくリングで稼ぎそうである。

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