サッカー日本代表PRESSBACK NUMBER
鈴木優磨が森保Jの最前線にフィットする可能性は…? E-1に臨む23人を大胆予想「あのスピードスターの“個の力”も見てみたい」
posted2022/07/05 11:01
text by
戸塚啓Kei Totsuka
photograph by
Getty Images
さて、森保一監督はどんな23人を選ぶのだろう。
7月19日開幕のE-1選手権に臨む日本代表は、国内組でチームが編成される。53歳の指揮官は長友佑都、大迫勇也、酒井宏樹は招集しないと明言し、過日のU-23アジアカップに出場したU-21日本代表から数名をピックアップするとしている。また、大会期間中もリーグ戦が行なわれるJ2の選手は、選考の対象外となっている。
選考基準は明確だ。カタールW杯で戦力に成り得る選手をチームの中心に据えながら、将来性も見越した編成を組む、ということである。同基準に照らして、筆者の観点から23人のメンバーを予想した。
第3GK候補に国際試合を経験させるラストチャンス
GK 権田修一、大迫敬介、谷晃生
GKは権田修一(清水エスパルス)、大迫敬介(サンフレッチェ広島)、谷晃生(湘南ベルマーレ)の3人とする。
カタールW杯アジア最終予選でレギュラーを務めた権田は、チームコンセプトを浸透させる役割を担う。チームとしての機能性を担保するためにも、経験豊富な33歳を招集する。
2人目、3人目のGKについては、最終予選で第3GKを務めてきた谷晃生、6月シリーズに招集された大迫敬介、さらには横浜F・マリノスの高丘陽平らが候補に挙がってくるが、東京五輪代表の大迫と谷を選ぶ。
大迫は19年を最後に国際Aマッチ出場がなく、谷は代表デビューを飾っていない。9月の欧州遠征はチーム作りの総仕上げとなることから、第3GKの候補に国際試合を経験させるタイミングはE-1選手権しかない。ここで彼らを起用しておくのだ。
「得点に直結する仕事ができる」右サイドの逸材
DF 山根視来、毎熊晟矢、中谷進之介、藤井陽也、谷口彰悟、西尾隆矢、明本考浩、安西幸輝
最終ラインはCBの谷口彰悟、右SBの山根視来(いずれも川崎フロンターレ)が、国内組ながら最終予選でプレータイムを伸ばした。森保監督の戦術を知る彼らは、主力不在のチームに芯を通す存在だ。