日本戦の翌日、フレッジが渋谷スカイに登ったり居酒屋へ寄った際の写真を自身のSNSに投稿していた。居合わせた日本人ファンとも、気さくに交流している。

　CFマテウス・クーニャ（アトレティコ・マドリー）、MFコウチーニョ（アストンビラ）らも銀座に繰り出し、そのときの写真を自身のSNSで公開している。

　皆、実に楽しそうな表情を浮かべており、彼らがオンとオフを見事なまでに切り替えていることがわかる。

チッチ監督は日本人の勤勉さを激賞していた

　ブラジル人は、日本人とは全く異なる考え方とアプローチでフットボールに取り組み、世界最高レベルの結果を出し続けている。

　もちろん、ブラジル社会やブラジルのフットボールのすべてが素晴らしいわけではない。

　チッチ監督は「日本人の教養の高さ、勤勉さ、誠実さを我々ブラジル人は大いに学ぶべきだ」と激賞し、「私は日本と日本人が羨ましい」とまで語っている。

　その一方で、日本選手、さらには我々一般の日本人も、フットボールの世界で並外れた結果を出し続けているブラジル人のメンタリティーや思考方法から学ぶべき点が多々あるのではないだろうか。

　第2回以降では三都主アレサンドロが見たブラジル代表と日本代表の現状と提言をお届けする。

＜#2、#3につづく＞

#2に続く

「W杯優勝へ不安材料はネイマールの…」「Jの選手とは鍛えられ方が違う」ブラジル代表のエグさを三都主アレサンドロ44歳が解説

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