話が終わったらボールを蹴ろうBACK NUMBER
フジ『ジャンクSPORTS』も22年目…3代目永島優美アナ30歳も驚く、ダウンタウン浜田雅功の凄さ「アスリートの皆さんが笑顔で帰られる」
posted2022/06/04 11:03
text by
佐藤俊Shun Sato
photograph by
Miki Fukano
ロシアW杯、東京五輪も現地で取材
永島さんは、幼少の頃、「サッカーの壁」を作っていたが、玉田圭司選手をきっかけにようやくサッカーの魅力に気づいた。フジテレビでは、『めざましテレビ』でサッカーなどのスポーツニュースを取り上げることに加えて、サッカー専門情報番組『MONDAY FOOTBALL R』(2014年-2016年)や、キリンチャレンジカップ(2014年、vsウルグアイ代表)などを担当してきた。
今も自ら取材現場に足を運び、アスリートの声を聴く機会を大事にしている。昨年の永島さんのプロフィール「担当したい番組・ジャンル・夢の企画」の欄には「東京五輪を取材したい」という思いが記されていた。念願かなって東京五輪はもちろん、過去にはサッカーのロシアW杯などでも現場に赴き、試合の取材や選手のインタビューなどをこなしてきた。
「日常的に試合に行けない分、その選手のこれまでやスポーツ・競技について自分なりに情報を調べて、できるだけ準備した上で現場に臨もうという気持ちでいます。今後も現場に出してもらえる機会はとことん大事にして、顔を覚えてもらって、出来るだけ多くの選手の生の声をお届けしたいですね」
スポーツの現場取材では、事前の情報収集は基本かつ非常に大事なこと。それが取材で十分に生かせなかったとしても、事前にその選手のいろんな情報を知っているか否かで、試合を見る時はもちろん、いざ対峙して話を聞く際に大きな差が生じてくる。
「やっぱり五輪とかW杯の現場の雰囲気って、圧倒されますよね。色んなメディアの記者の皆さんが自分のこれまでの情報量を持って選手にガンガン話を聞きに行く。でも、聞き方1つとっても常にアスリートへのリスペクトを忘れていないんですよね。
しかもミックスゾーンでは限られた時間内で選手にどんどん話しを聞いていかないといけない。その瞬間は年齢とかも全く関係なくて、この選手のこの思いを伝えたいとか、あの場面の話をどれだけ聞き出せるかとか、逆にここは見守りましょうとか……皆さんの強い意思を毎回感じられて感動するんです。ああ、スポーツの現場って本当にすごいなって」
『ジャンクSPORTS』を担当して5年目
取材現場でアスリートとの熱い攻防の中に身を投じている永島さんだが、現在、アスリートの凄さと素顔を特に間近に感じているのが『ジャンクSPORTS』だ。