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5位ロバート・ローズ、4位デストラーデ、ではベスト3は? あなたが選ぶ「~90年代プロ野球・最強助っ人外国人」結果発表《500人アンケート》
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byBUNGESHUNJU
posted2022/06/05 11:02
巨人に在籍したクロマティ(左)と、横浜で活躍したロバート・ローズ(右)
1位 バース 223票
今回のアンケートで40%以上の票を集め、1位に輝いた「~90年代の最強外国人選手」はバースでした。
83年、29歳で阪神に加入したバースは、パワーと技術を兼ね備えた「恐怖の3番打者」として活躍。実働6年間で2年連続の三冠王、リーグ&日本シリーズMVP獲得、史上1位のシーズン打率.389……など、圧倒的な成績を残しました。
なかでも鮮烈な印象を残したシーズンといえば1985年。4番・掛布雅之、5番・岡田彰布とクリーンナップを組み、54本塁打、打率3割5分、134打点で三冠王を獲得。“打ちまくる”阪神打線、その中でも最強の打者がバースでした。リーグを制し、西武と対戦した日本シリーズでも3試合連続ホームランを放つなど、チームをけん引。阪神の球団創設史上初の日本一に大きく貢献し、「神様、仏様、バース様」とファンから愛されました。
令和の今も、阪神に新加入の有望外国人野手が「バースの再来」とメディアで謳われるケースが多いことからも、バースのインパクトがいかに大きかったかがうかがえます。
「三冠王はもちろん、打率.389は驚異的でした」(61歳・男性)
「プレースタイルもかっこいいし、はじめて好きになった外国人選手。幼少期に中継を夢中でみて、打席がまわればあとは大丈夫、みたいな気持ちになりました」(42歳・男性)
「ヤクルトファンですが、他球団選手ながら圧倒的だと思います」(40歳・男性)
「パワーがすごかった。打たれる気しかしなかった(広島ファンです)」(56歳・女性)
「猛虎打線の中心としてすさまじい活躍ぶりはジャイアンツファンの私にとって脅威を通り越し畏敬心すら覚えました」(60歳・男性)
「当時日本人が持っていた外国人選手=力任せに振り回すだけ、という概念を壊してくれた名選手だったと思う。日本の野球に見事に馴染んだプレースタイルは忘れ難い」(53歳・女性)
「三冠王の獲得、王貞治の当時シーズンホームラン記録に1本差まで迫る54本塁打。バックスクリーン三連発(85年のバース、掛布、岡田の三者連続本塁打)と記録にも記憶にも残る活躍したため」(38歳・男性)
「自分が野球を始めるきっかけとなった人! 今でも憧れの存在です」(43歳・男性)
「当時の阪神ファンにとって最高のカーネル・サンダース」(55歳・男性)
「阪神ファンは全員、神様 仏様 バース様で覚えています」(21歳・男性)
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。