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《500人アンケート》あなたが選ぶ「〜90年代プロ野球・最強助っ人外国人」発表…“初の三冠王”ブーマー、落合博満絶賛の右腕は何位に?

posted2022/06/05 11:01

 
《500人アンケート》あなたが選ぶ「〜90年代プロ野球・最強助っ人外国人」発表…“初の三冠王”ブーマー、落合博満絶賛の右腕は何位に?<Number Web> photograph by Koji Asarakura/Makoto Kenmizaki

阪神、ヤクルトに在籍したオマリー(左)と、中日で活躍した郭源治(右)

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NumberWeb編集部

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Koji Asarakura/Makoto Kenmizaki

 1952年に日本プロ野球で外国人選手枠が制定されてから今年で70年。球史を彩ってきた外国人選手たちのなかで「最強助っ人は誰?」と聞かれたら、あなたは誰を挙げますか?

 Number Webでは、90年代以前と00年代以降の2つの年代にわけて、「あなたが選ぶプロ野球・最強助っ人外国人選手は誰ですか?」というテーマでアンケートを実施。5月18~25日にかけて、計540票が集まりました。

 まずは「~90年代」のランキング10位から6位の結果を発表します。<#2では、5~1位の結果を公開中です>

 ◆◆◆

9位タイ)レロン・リー 8票

 9位タイにランクインしたのはロッテで活躍したレロン・リーでした。

 70年代後半から80年代前半にかけて、弟のレオン・リーや、3度の三冠王に輝いた落合博満らとともに、リーグ屈指の打線を形成。ロッテの中軸を担い、本塁打王や打点王を獲得しました。毎年安定した成績を残した点もレロンの特徴で、日本プロ野球史上、歴代1位となる生涯打率.320を記録しています(4000打数以上記録した選手が対象 ※2021年シーズン終了時点)。

「あの打撃センスは絶品です」(55歳・男性)

「登場時は衝撃だった。来日初年の1977年に本塁打、打点の二冠を獲得した活躍は、優勝チーム・阪急でMVPとなった山田久志をも上回ると感じた。さらに遅れて来日した弟のレオンも安定した成績を挙げた。ブーマー、バースの活躍の下地をつくったと感じる」(56歳・男性)

「印象という点から見るとトップではないと思いますが、これまでもこれからも決して彼の名前が記録から消えることはないでしょう。僕の中で首位打者は打者最高のタイトル。それも通算(1位)ですから」(48歳・男性)

「リーさんが引退後に知り合いのツテで草野球のチームメイトとして参加してくださいました。皆の期待を背負っての打席、1打席だけだったのですが結果はピッチャーフライでした(なぜ1打席だけだったかは覚えていません)。しかし、後にも先にもあんなに高く上がったピッチャーフライは見たことありませんでした」(55歳・男性)

9位タイ)オマリー 8票

 阪神、ヤクルトで活躍したオマリーが8票で9位タイに。

 91年、阪神に加入以降、抜群のミート力を武器にヒットを量産。6年連続で打率3割(93年は首位打者)を記録した“安打製造機”として活躍しました。

 94年オフに移籍したヤクルトでは、野村克也監督のもとでプレー。95年シーズンは打率.302、打点87、本塁打31をマークし、リーグ優勝&日本一に大きく貢献しました。

「ヤクルトで優勝に貢献する活躍でした」(54歳・男性)

「阪神ファンなので甲子園によく応援に行きました。オマリーの応援歌は今でも歌えます。ヤクルトに移籍した95年に、ヤクルトは日本一に。オマリーの活躍と言っても過言ではない」(48歳・女性)

「一発打ってくれる期待感が凄かったので」(38歳・男性)

「小林・オマリーの14球(95年日本シリーズ第4戦・11回裏の名勝負)、何よりあれだけのヒットメーカーで打率も高いのに通算内野安打0が凄すぎて!」(41歳・男性)

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