- #1
- #2
プロ野球PRESSBACK NUMBER
5位ロバート・ローズ、4位デストラーデ、ではベスト3は? あなたが選ぶ「~90年代プロ野球・最強助っ人外国人」結果発表《500人アンケート》
posted2022/06/05 11:02
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
BUNGESHUNJU
プロ野球の歴史を彩ってきた“助っ人”外国人選手たち。そのなかでも「最強助っ人は誰?」と聞かれたら、あなたは誰を挙げますか?
Number Webでは、90年代以前と00年代以降の2つの年代にわけて、「あなたが選ぶプロ野球・最強外国人選手は誰ですか?」というテーマでアンケートを実施。5月18~25日にかけて、計540票が集まりました。
後編ではランキング5位から1位の結果を発表します。<#1では、10~6位の結果を公開中です>
◆◆◆
5位 ロバート・ローズ 32票
5位にランクインしたのは、横浜(現DeNA)で活躍したロバート・ローズでした。
広角に打ち分けるシュアな打撃技術を武器に、93年の加入1年目から打点王を獲得するなど大活躍。98年は横浜「マシンガン打線」の4番打者として活躍し、リーグ優勝&日本一に貢献しました。
圧巻は99年。開幕からハイペースで猛打を重ね、打率.369、37本塁打、153打点(プロ野球史上歴代2位)で首位打者、打点王を獲得しました。さらに、ゴールデン・グラブ賞を受賞(98年)するなど、セカンドの守備にも定評があり、ショート石井琢朗とのコンビは、今なお「伝説の二遊間」として語り継がれています。
「常に3割以上打っている印象があって守備もうまかった。ものすごく飛ばす打者ではなかったが、広角に打てる、穴がない。チャンスに強い」(36歳・男性)
「横浜ファンとしては98年日本一の主役だったこの人以外には考えられないです!」(38歳・男性)
「98年横浜日本一にかかせない存在。守備もうまいし、横浜の歴代助っ人の中でも、1番といっても過言ではない」(41歳・男性)
「ランナーが居る時のローズは頼もしかったですし、なんたって期待感あふれる応援歌も盛り上がりが凄かったです!」(43歳・男性)
「打点こそもっとも得点に寄与した結果。その意味では歴代2位の153打点を記録したロバート・ローズを選出しなければなるまい。打撃力の高いセカンドというのも希少で価値があった」(35歳・男性)
4位 デストラーデ 54票
90年代初頭に西武で活躍したデストラーデが54票を獲得し、4位に。
スイッチヒッターで左右両打席からアーチを量産するパワーと、メガネが似合う知的な風貌でファンの記憶に残るオーレ(デストラーデの愛称)。来日1年目の89年は、シーズン途中の加入ながら83試合で32本という驚異的なペースでホームランを量産し、90~92年は3年連続で本塁打王を獲得しました。
当時の西武は森祇晶監督率いる黄金時代で、その象徴が3番・秋山幸二、4番・清原和博というスラッガーが並んだ「AK砲」。5番にデストラーデ加入後は「AKD砲」としてパワーアップし、90~92年は無類の強さで3年連続日本一を勝ち取りました。
「デストラーデが打席に立てばなんかやってくれるという安心感は半端なかった。真面目でインテリで、一味違うクレバーさがあったと思う」(47歳・女性)
「強かった西武黄金期の象徴的存在。秋山、清原、デストラーデのクリーンアップは当時最強だったと思う」(46歳・男性)
「スイッチヒッターとしても歴代ナンバーワンのバッターと思う」(38歳・男性)
「3年連続ホームラン王はさすが。安打後に腕を後ろに引くヨッシャーポーズが印象的」(46歳・男性)
「右も左も打ちまくる。眼鏡をかけてのプレー、すべてがかっこよかった」(39歳・女性)