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「むしろ伸びしろしかない」日本で初めて外野守備を教わった巨人・ウォーカーの“弱肩ぶり”を見守りたい!《推定年俸3400万円》 

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プチ鹿島

プチ鹿島Petit Kashima

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photograph byNanae Suzuki

posted2022/06/01 06:01

「むしろ伸びしろしかない」日本で初めて外野守備を教わった巨人・ウォーカーの“弱肩ぶり”を見守りたい!《推定年俸3400万円》<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

今季から巨人でプレーするウォーカー。打率は.298(5月30日現在)と好調だが、守備面の不安には東スポが開幕前から目を付けていた

 東スポは最後に「真の実力はベールに包まれたままだ」と書いていた。東スポと言えばプロレス報道で一時代を築いたメディアだが、とんだ一杯食わせもの系の外国人レスラーがたまに来日すると「ベールに包まれたまま」という表現をよく使っていた。期せずして令和のプロ野球であのフレーズが復活したのである。

 そして5月、ウォーカーがついにベールを脱ぐ瞬間が訪れた。

『5連敗の巨人「頭が痛い」ウォーカーの守備「一歩目が遅く肩も弱い」評論家の視点』(デイリースポーツ5月10日)

 弱肩ウォーカーへの浅いレフトフライで三塁ランナーは思い切ってタッチアップのスタート。そのあともウォーカーのところに打球が飛ぶとランナーは躊躇せずに次の塁を目指して走る。5月の各試合でたびたび見られた光景となる。

 こうしてウォーカーの守備が大々的に報じられるようになった。しかもよく見るとただ肩が弱いだけでなく、投げ方がヘンなのである。なんというか、野球未経験の人が初めてボールを投げたときのあの感じに似ているのだ。私は衝撃を受けていた。

東スポが報じた新たな衝撃

 すると東スポが新たな「スクープ」を放つ。

『巨人外野手ウォーカー 衝撃告白「今まで外野守備を、コーチから教わったことなかった」』(東スポWEB5月10日)

 ええええええ。これまで外野守備の指導を受けたことがない?

 球団関係者によると米独立リーグではコーチ陣もそろっておらず「今まで外野守備について、しっかりとコーチから教わったことがなかった」とウォーカーは言っているという。現在は亀井善行コーチに付きっ切りで指導してもらっていて、守備について「目からウロコ」状態だというのだ。

 東スポはいち早くウォーカーの守備を報道してきた自負があるのか「むしろ伸びしろしかない」と書いていた。すごい視点!

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