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貴公子レオナルドや“お祈りポーズ”のビスマルクは何位?「あなたが選ぶ90年代Jリーグ最強の助っ人外国人」6~10位発表《500人アンケート》
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph bySports Graphic Number
posted2022/05/16 17:01
ブラジル代表の主力選手でもあった貴公子レオナルドと、得点後の“お祈りポーズ”で一世を風靡したビスマルク
7位 ビスマルク(MF) 19票
7位はヴェルディ川崎と鹿島アントラーズで大活躍したビスマルクです。ブラジル代表歴も持つ攻撃的MFは、1993年のシーズン中に来日すると、すぐにスター軍団・ヴェルディの中心選手に。持ち前のスキルでゴールとアシストを量産し、タイトル獲得に大きく貢献しました。
1997年に鹿島へ移籍すると、3度のリーグ優勝や史上初の“三冠”など、同クラブでもタイトルコレクターぶりをいかんなく発揮。ゴールを決めたあと、眉間に指をあてて跪く「お祈りポーズ」も印象的で、当時のサッカー少年はこぞって真似をしました。プレー、実績、ゴールパフォーマンスと、あらゆる面でファンの記憶に残る名選手です。
「ドリブル、パス、シュートすべてうまい。そして何といってもボールがおさまるから」(40歳・男性)
「ヴェルディ川崎のサポーターだったのでビスマルクです。ジーコやカレカ、ストイコビッチのようなビッグネームではないけれど、ゴールパフォーマンスも含めて、プレーはピカイチだったと思います」(38歳・男性)
「ビスマルクのいるチーム=常勝チームという印象が強い。個の最強よりも、チームを常に勝利に導ける選手という点でビスマルクに1票です」(45歳・男性)
「日本に来てなかったらブラジル代表の主力になっていた。レベルが段違い」(52歳・男性)
6位 レオナルド(MF) 26票
ゴール前の密集地帯でボールを受けると、華麗なリフティングで相手DFを翻弄し、左足のハーフボレーでフィニッシュ。Jリーグの歴史に今もなお刻まれる“伝説のゴール”を決めたのが、ブラジル代表の中心選手でもあったレオナルドです。
欧州のビッグクラブからもオファーを受けるなか、ジーコの誘いを受けてサンパウロから鹿島アントラーズに加入。1995年の横浜フリューゲルス戦で決めた先述のビューティフルゴールだけでなく、Jリーグ通算49試合30得点という圧巻の成績を残し、1996年途中にパリ・サンジェルマンへと巣立っていきました。
その後もACミランで活躍し、名声をさらに高めていったレオナルド。端正なルックスでも人気を博した、まさにサッカー界の“貴公子”でした。
「現役バリバリのブラジル代表がきてくれた喜び」(45歳・女性)
「リフティングで相手をかわしシュートを決める。神業だったね。今でも印象に残っている」(65歳・男性)
「ファンタスティックなプレーはもちろん、どんな人にも優しく、サポーターや市民を大事にする。その人間性の素晴らしさは鹿島でも有名でした」(42歳・女性)
「JリーグNo. 1ゴールは未だに更新されていない」(40歳・男性)
「断然レオナルドです! うまいしカッコいいし、別の星から来たのかと思いました。職場のセンパイたちとキャーキャー言っていたのが懐かしいです」(55歳・女性)
まさに納得の面々が並んだ6位から10位のランキング。果たして彼らを上回るベスト5には、どんな選手がランクインしているのでしょうか。<#2 最強助っ人外国人アンケート1~5位の結果発表へ続く>
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