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《NHKマイル》2強以外に「GIで真価を発揮しそうな馬」とは? “圧勝劇は起きない”予感、叩き合いを僅差で制する馬を狙え
text by
島田明宏Akihiro Shimada
photograph byPhotostud
posted2022/05/07 11:00
2つの2歳重賞を制し、NHKマイルカップで初のGI獲りを狙うセリフォス
圧勝ではなく、叩き合いを僅差で制する馬を狙え
◎ダノンスコーピオン
○セリフォス
▲インダストリア
△マテンロウオリオン
マイル戦では、その距離のスペシャリストと、距離を延ばしてきた馬、縮めてきた馬との比較がポイントになる。広くて直線の長い東京では、適性より総合力の争いとなることが多い。1800mや、もっと長い距離でも勝てる力がありながら、距離を縮めてきた馬に分があるように思う。
ダノンスコーピオンは大外18番枠を引いたが、ゲートから最初のコーナー(第3コーナー)まで500mほどもある東京芝1600mならマイナス材料にはならない。
どれかがブッちぎるのではなく、ゴール前は激しい叩き合いとなり、僅差で決着するのではないか。そうしたつばぜり合いではしばしば血統がモノを言う。母系が魅力のインダストリアの単勝も買っておきたい。