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20歳佐々木朗希のパーフェクトを止めるのは誰か? リベンジ誓うオリックス戦士3人の証言「去年とは別人」「大谷君もすごかったですけど…」
text by
米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph bySankei Shimbun
posted2022/04/23 11:02
ロッテ佐々木朗希に3三振を喫したオリックス吉田正尚。潔く賞賛の言葉を並べたが、「もう切り替えている」と次戦への意気込みを力強く語った
オリックスの選手たちはあの日の佐々木のすごさを素直に認めるが、だからと言ってやられっぱなしでいるつもりは毛頭ない。
ロッテ井口資仁監督はこれまで通り中6日で登板させることを明言したため、今週末の4月24日、オリックスは再び佐々木と、今度は本拠地・京セラドーム大阪で対戦することになる。
吉田正尚はこう語っていた。
「対戦はこれからも続きますので、また同じような結果ではダメ。いいピッチャーには間違いないんですけども、その上を行けるように、もう切り替えています」
今は明かせないが、頭の中で狙いはイメージできている。
福田の意識はシンプルだ。
「大事なのはタイミング。速くても遅くても、必ずベース板の上を通過するのはどのピッチャーも一緒なんで。そう考えて、タイミングを合わせて、打つと決めた時には迷わずしっかり振り切ることが大事になってくるかなと思います」
後藤は22日に登録抹消となったが、新型コロナウイルス感染などで離脱していた選手は着々と復帰している。
一方、佐々木は17日の日本ハム戦でも完全投球のまま8回でマウンドを降りており、計17イニングの完全投球を継続中である。
佐々木はどこまで伸ばすのか。
“パーフェクト”を止めるのは誰なのか。
日曜日がまたざわつきそうだ。
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