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大谷翔平に詳しい米国人記者3名が大胆予想!“オオタニは今季HRを何本打てる?” 「50本くらい」「負担が大きすぎる」の声も
text by
笹田幸嗣Koji Sasada
photograph byGetty Images
posted2022/04/17 17:03
昨季は惜しくも本塁打王を逃した大谷。今季はどうなるのか、現地記者3名に予想してもらった
昨季、トラウト、レンドンがラインナップに名を連ねていた5月までは大谷の四球はトータルで16しかなかった。それが彼らがいない最後の2カ月では48にも増えた。3倍の数字だ。トラウト、レンドンがケガなくシーズンを乗り切れば、大谷へのストライクは確実に増える。ブラウン記者はこのポイントを強調し、今季の大谷の本塁打数を予想した。
「50本くらいを期待したいですね。そうなれば、初の本塁打王も狙えるでしょう」
2人目「登板頻度が本塁打数にも大きく影響する」
昨季までエンゼルスを担当していたロサンゼルス・タイムズ紙のジャック・ハリス記者は今季からドジャース担当に。ハリス記者は大谷は投手として昨季以上の期待ができると話した。
「投手として、今年どれほどの頻度で投げるのか。そこが大きく左右してくると思います。6人ローテーションを守り、中5日が基本線で投げるならば、彼の投手としての成績は昨季以上になるでしょう。ですが、そうなれば、打者として昨季同様に出場できるのか。この辺りは未知数になりますね。投打の成績を推しはかるには、ここがポイントになると思います。もし、ローテーションをしっかり守ることを優先するならば、彼の打率は.275、本塁打は30本くらいになるのではないでしょうか」
確かに6人ローテーション、中5日で回ることを優先すれば、打者として休養日が必要になってくることは十分に考えられる。昨季同様、打者として出場する中に先発投手として登板するパターンならばどうなるのか。ハリス記者は予想した。
「その起用法で彼が1年間健康を維持できれば、昨年と似たようなことが可能だと思います。45本塁打は期待できるでしょう。本塁打王については、可能性はあるというところでしょうか」