3人目「予測できない。なぜなら…」

　オレンジカウンティ・レジスターのジェフ・フレッチャー記者は具体的な数字には触れなかった。

「大谷は何をするかわからない選手です。期待すると同時に、予測ができない。なぜなら、彼の体には多くの負担がかかりすぎる。だから、彼が昨季と同じようにやってくれれば最高なのですが、それがわからないし、難しい。もちろん、投打ともにもっと良くなる可能性もあります。トラウトもレンドンも今のところ元気でいますから。とにかく健康でいられれば……という条件がつく。数字を予想することは難しいですね」

ベンチで笑顔を見せる今季の大谷。怪我なくシーズンを走り切ることが、最大の課題になる　©Getty Images

　三者三様の見立ては興味深かった。大谷には、順調にシーズンを過ごしてほしい。余談となるが、筆者は大谷の新たな打撃アプローチは、4月下旬から5月初旬に実を結び出すと予想している。1年間の健康維持を条件に、「10勝＋50本塁打」で本塁打王。2年連続のMVPをファンの皆さん同様に期待したい。

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