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[新鋭からレジェンドまで]奪三振王も狙え! 豪腕バトルロイヤル

posted2022/03/31 07:04

 
[新鋭からレジェンドまで]奪三振王も狙え! 豪腕バトルロイヤル<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

text by

斎藤庸裕

斎藤庸裕Nobuhiro Saito

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Nanae Suzuki

数多くの栄冠を獲得してきた大谷が未だ手にしていないドクターKの称号。快腕、鉄腕、復活エースに魔球使いがその座を狙うア・リーグ奪三振頂上廻戦を見逃すな!

「バッティングもそうですけど、特にピッチング。イニング数はそこまで多くないので、数を増やしていけたら、高いレベルで数字も残るかなと思います」

 昨シーズン終了後、日本に帰国後の記者会見で大谷翔平が言及した投手としてのさらなる可能性。昨季の投球回は130回3分の1で、規定投球回(162回)に届かず、タイトル争いには加われなかった。ただ、右手中指のマメや死球の影響など小さなアクシデントはあったものの、1年間、ローテーションを守り抜いた。本人が自信を得て迎える2022年は「エース」としての働きとともにタイトル獲得も期待されるシーズンとも言える。

 なかでも可能性が最も高いといえるのが最多奪三振のタイトルだろう。昨季の9回あたりの奪三振率はリーグ4位に相当する10.8。より多くのイニング数を投げることができれば、まったく夢ではない。では奪三振王争いのライバルとなるのは誰か。

 まず、最も注目すべきは同じ速球派で最速101.7マイル(約164km)を誇るヤンキースのゲリット・コールだ。昨年の243奪三振はア・リーグ2位。'19年に挙げた326奪三振は過去10年のメジャー投手中最多。文字通りの奪三振マシーンだ。コールは大谷のライバルであると同時に、実は大谷の大ファンでもある。昨年4月の時点で投手大谷を評して「投げているのを直接見たのは一度だけだが、93マイル(約150km)のスプリットを放り投げていた。(味方ベンチの)最前列で見ていたよ」と魔球の虜になったという。大谷はメジャー1年目から打者として対戦を重ねており、初対戦後に「いくら払ってでも経験する価値のあることなのかなと。それくらいすばらしい投手」と絶賛した。

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