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入社希望は500件!? 斎藤佑樹が明かす “代表取締役” 1年目の心境と、日本ハム新ユニフォームの感想「レプリカ買おうかな」 

text by

田中大貴

田中大貴Daiki Tanaka

PROFILE

photograph byTaichi Chiba

posted2022/02/18 11:03

入社希望は500件!? 斎藤佑樹が明かす “代表取締役” 1年目の心境と、日本ハム新ユニフォームの感想「レプリカ買おうかな」<Number Web> photograph by Taichi Chiba

充実した新生活を過ごす斎藤佑樹さん。新シーズンに向けて古巣の仲間たちへエールを送った

――すでにいろんな業種の方と接していると思いますが、何か刺激を受けたことはありますか?

斎藤 連絡の返信が速い方はさすがだなと思いました。会議やミーティングをしても「じゃあ、次、どうしましょうか」と話がすぐ次に進みます。

――即断・即決・即行動、ですね。

斎藤 大きな組織になればなるほど、責任や役割が分担されていると思います。でも、自分たちのようなスタートアップ企業では難しいこともあって。だからこそ、ここのスピードは大事。この3カ月ぐらいですごく痛感しているところです。

――斎藤さんは現在、代表取締役という肩書きですが、どんな1週間を過ごしているのでしょう?

斎藤 毎日が目まぐるしく変わるので、まだ決まったルーティンはないです。企業や学生向けの講演に参加させていただき、その合間には企業の方々とお会いして会議をしたり……。

――とにかく人に会うことを重視している。

斎藤 対面が難しい時代ですが、オンラインでもなるべく多くの方と会話することが大事だと思っています。もちろん、合間を縫ってトレーニングも。現役時代からお世話になっているトータル・ワークアウトには週2、3回はいきますし、それこそ街にあるようなジムにもいますよ(笑)。

――斎藤佑樹が街のジムにいるんですね!

斎藤 もちろんです。今までは投げるために、胸まわりなどの可動域を意識したトレーニングが中心でした。今は身体をシュッとさせて、スーツをカッコよく着られる体型を目指しています。だからベンチプレスとかもガンガンやってます(笑)。

――なるほど。ファッション分野への興味はどうなんでしょう? それこそモデルのお仕事などもありそうです。

斎藤 モデルはどうかわかりませんが(笑)、でも、ファッションはとても興味があるジャンルです。自分はアスリートの中でも比較的一般の方の体型に近いほうでしたが、他の選手を見てみると、お尻やモモが太いので洋服選びに苦労していました。足に合わせるとウエストがブカブカになり、ウエストに合わせると今度は足がパツパツ。そういうパンツの開発ができたら面白そうですよね。

新ユニフォーム「レプリカ買おうかな」

――ファッションで言えば、日本ハムのユニフォームが新調されました。

斎藤 個人的にすごく好きです。今までの野球界にない斬新なデザインですし、あの水色も今まであまり見たことがないカラーで特徴的ですよね。

――着たくなりました?

斎藤 なります! レプリカ(ユニフォーム)買おうかな(笑)。新庄(剛志)さんが就任されてチームの雰囲気はガラッと変わると思いますが、本当にみんなには頑張ってほしいですね。シンプルに応援しています。来年には新しい球場もオープンしますし、ファイターズというチームがどこまで行くんだろうというワクワク感がありますよね。

――選手たちとは連絡を取っていますか?

斎藤 キャンプ前に(杉谷)拳士とテレビ電話しました(笑)。

――本当に仲良いですね(笑)。

斎藤 自主トレ中だったので、郡(拓也)と野村(佑希)もいて、「頑張ってますよー!」って。ちょっと現地に行きたくなっちゃいました。実は、本当は参加する予定だったんです。でもこのご時世ですし、迷惑をかけちゃいけないと思って自粛しました。来年、もし参加できたら? もう別にバットを持ってもいいんで、打ちたいですね(笑)。あとはカメラが趣味なので、彼らの写真を撮ってみたいですね。

【次ページ】 夢はスタジアムをつくること

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