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年度代表馬エフフォーリアはGIを何勝するのか? 2022年“平地GI全24レース”の勝ち馬を大予想《昨年は5レース的中》 

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島田明宏

島田明宏Akihiro Shimada

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posted2022/01/30 11:02

年度代表馬エフフォーリアはGIを何勝するのか? 2022年“平地GI全24レース”の勝ち馬を大予想《昨年は5レース的中》<Number Web> photograph by Photostud

昨年は皐月賞、天皇賞・秋、有馬記念(写真)を制し、文句なしの年度代表馬に輝いたエフフォーリア。2022年も勲章を積み重ねていくことが予想される

横山武史“雪辱のダービー”となるか【桜花賞~ダービー】

桜花賞(4月10日、阪神芝1600m)
サークルオブライフ(牝3歳、父エピファネイア、美浦・国枝栄厩舎)
 名門オーナーブリーダーと名門厩舎の強力タッグ。牝馬のみならず、牡馬を含めても世代屈指の実力。クリストフ・ルメールに押され気味のミルコ・デムーロにとって、再飛躍のきっかけに。 (A)

皐月賞(4月17日、中山芝2000m)
イクイノックス(牡3歳、父キタサンブラック、美浦・木村哲也厩舎)
 出世レースの東京スポーツ杯2歳ステークスの勝ち方が圧巻。新馬戦ではサークルオブライフを3着に負かしており、のちにこれが「伝説の新馬戦」の仲間入りを果たす。 (B)

天皇賞・春(5月1日、阪神芝3200m)
タイトルホルダー(牡4歳、父ドゥラメンテ、美浦・栗田徹厩舎)
 菊花賞を5馬身差で圧勝。有馬記念は12㎏の馬体増ながら5着と健闘。マイペースで行けばスタミナが生きる。 (A)

NHKマイルカップ(5月8日、東京芝1600m)
ドウデュース(牡3歳、父ハーツクライ、栗東・友道康夫厩舎)
 武豊を背に3戦全勝で朝日杯を制した。皐月賞より、こことダービーとの「変則二冠」を狙ったほうが面白そう。勝てば、武は最年長GI優勝記録の歴代2位に。(B)

ヴィクトリアマイル(5月15日、東京芝1600m)
レイパパレ(牝5歳、父ディープインパクト、栗東・高野友和厩舎)
 大阪杯を圧勝したものの、宝塚記念以降の走りを見ると、2000mがベストというより、2000mまでというタイプか。マイルだととてつもない脚を使う。 (A)

オークス(5月22日、東京芝2400m)
ナミュール(牝3歳、父ハービンジャー、栗東・高野友和厩舎)
 阪神ジュベナイルでは1番人気で4着。距離が延びてよさそうだし、左回りでの走りもいい。ハービンジャーが再評価されるきっかけに。 (B)

日本ダービー(5月29日、東京芝2400m)
キラーアビリティ(牡3歳、父ディープインパクト、栗東・斉藤崇史厩舎)
 ホープフルステークスの直線はどこまでも伸びて行きそうな感じ。横山武史がエフフォーリアで鼻差の2着に惜敗した昨年の悔しさを晴らす。 (C)

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