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「うわー、俺、宇佐美としゃべってる」謙虚すぎるプラチナ世代・宮吉拓実 岡田武史も驚いた16歳デビューから14年目の本音
text by
松本宣昭Yoshiaki Matsumoto
photograph byKYOTO.P.S.
posted2022/01/14 11:02
京都サンガF.C.のJ1昇格に貢献した宮吉拓実。岡田武史も驚かせた才能が、新生サンガの起爆剤になるかもしれない
2022年元日、宮吉はサンガとの契約更新を発表した。
「京都サンガF.C.に関わるすべての皆さま、新年あけましておめでとうございます。昨シーズンは皆さまとともに戦い、J1昇格をつかみ取ることができました。今シーズンは、昨シーズンより更に熱狂的なサンガスタジアム by KYOCERAの雰囲気を作ってください。来シーズンも紫のユニフォームを纏い、そのピッチで一緒に戦えることを楽しみにしています。
コロナ禍ということもあり、なかなか皆さんと直接触れ合うことができず、スタジアムでも不器用に手を振り返すことしかできていませんが、この場をお借りして伝えさせてください。いつも応援していただき、本当に本当に感謝しております。皆さんのことが大好きです。ありがとう」
口下手な彼らしい、不器用ながらも心のこもったメッセージだ。インタビューの最後に、思いきって聞いてみた。
2022年はJ1で得点王、狙っちゃいますか?
「99%ないです(笑)」
やっぱり、ビッグマウスが飛び出すことはない。
でも、2008年“西京極の衝撃“を知る者は、残り1%を期待してしまうのである。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。