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古橋亨梧のスパイクに「日の丸とKyogo」 セルティックでの絶好調ぶりを撮って体感した“スピードと日本代表での期待”
text by
中島大介Daisuke Nakashima
photograph byDaisuke Nakashima
posted2021/12/02 17:01
セルティックで好調をキープする古橋亨梧。ELの舞台でも存在感を発揮している
絶好機にパスが出ず悔しがる姿も
前半に引き続き、鋭い動き出しで味方のパスを引き出す動き、またGKまでプレッシャーをかけとフル稼働ですが、やはり疲れが見え始めました。
絶好機にパスが出て来ず、悔しさをあらわにします。
76分、PK獲得、1アシストの結果を残してピッチを後にする古橋にはセルティックファンから声援が飛びます。監督も古橋を迎え入れます。
古橋、ジョタが交代でいなくなったセルティックは、前線からのプレスがかけられなくなりました。続くレバークーゼンの攻勢に、徐々にDFの足も止まってきている様に感じました。そして、82分、87分と連続でセルティック左サイドを深く突かれてからの折り返しをゴールに流し込まれて2-3と逆転されてしまいました。
このゴールで、最終節を残してグループステージでの敗退が決まってしまい、腰を落としてしまうセルティックのメンバー達。
終了間際のCK場面にはGKのハートも前線に来ましたが、ゴールはならずそのまま試合は終了しました。
最後は両チームが、それぞれのサポーターに挨拶をしていました。グループ首位のレバークーゼン相手に、古橋のスピードは、攻撃面、守備面でも効果的でした。EL敗退が決まったセルティックですが、セルティックだけでなく、日本代表でのプレーも含めて次の撮影の機会が楽しみな選手です。