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「俺の足は君の足だ」マラドーナが不慮の事故に遭った青年GKに授けた勇気…10年越しの「ありがとう」 

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藤坂ガルシア千鶴

藤坂ガルシア千鶴Chizuru de Garcia

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photograph byL'EQUIPE/AFLO

posted2021/09/02 11:00

「俺の足は君の足だ」マラドーナが不慮の事故に遭った青年GKに授けた勇気…10年越しの「ありがとう」<Number Web> photograph by L'EQUIPE/AFLO

サッカープレーヤーだけでなく、世界中の人々に影響を与えてきたディエゴ・マラドーナ。この稿の主人公、エルナン・フォンセカもその1人である

 2年後、フォンセカは車椅子バスケットボールのアルゼンチン代表選手に選ばれ、2014 年に引退するまでの7年間にわたって母国のユニフォームを着てプレーした。現在はトトーラス市役所で障がい者スポーツを普及促進するコーディネーターの任務を担っている。 

「アルゼンチン代表としてプレーしていた頃、試合前に国歌を聴くたびにディエゴを思い出した。ディエゴはいつもアルゼンチン人としての誇りを世界に向けてアピールしていたからね。ワールドカップでは、優勝した86年大会はもちろん、90年大会でも、足を切られた94年大会でも、母国の代表でプレーする意味や価値を態度で示してくれた。どんなに苦しい状況に置かれても、絶対に夢を諦めてはいけないと教えてくれたんだ。

『ディエゴ・アルマンド・マラドーナ』は『リベンジ』の代名詞だ。私が今こうして障がいを持つ多くの子どもたちや青年にスポーツをする喜びを伝えられるのも、リベンジの勇気を与えてくれたディエゴのおかげなのさ」

エッセイ『ディエゴを探して』では、マラドーナに魅せられブエノスアイレスへ移住したジャーナリスト藤坂ガルシア千鶴氏が取材した、知られざるエピソードが多数掲載されています。『ディエゴを探して』(イースト・プレス刊) ※書影をクリックすると、Amazonのリンクにジャンプします

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