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<ギネス記録>11カ国31クラブを渡り歩いた元ウルグアイ代表セバスチャン・アブレウ44歳が引退直前に語っていたこととは 

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posted2021/08/05 17:00

<ギネス記録>11カ国31クラブを渡り歩いた元ウルグアイ代表セバスチャン・アブレウ44歳が引退直前に語っていたこととは<Number Web> photograph by AFLO

ギネス記録となる31クラブ目のスド・アメリカを最後のチームとしたアブレウ。44歳での引退だった

 準決勝に進んだウルグアイは、オランダに2対3と屈し60年ぶりの決勝進出はならなかった(正確には1950年大会のブラジル対ウルグアイ戦は、決勝リーグ最終戦であり実質的な決勝であっても正式な決勝戦ではない)。だが、それから1年後、アルゼンチンで開催されたコパアメリカでウルグアイは16年ぶりの優勝を遂げた。1916年に始まった世界最古の大陸選手権での通算15度目の優勝は、アルゼンチンを抜いて単独最多となる勝利でもあった。

コパアメリカの甘美な勝利

「エル・モヌメンタル(ブエノスアイレス)で南米チャンピオンになるのは、ショートケーキの苺を味わうようなものだった。スタジアムの4分の3はウルグアイサポーターで埋められていた」と、アブレウは当時を振り返る。

 代表からはすでに9年遠ざかっているが、今はできる限り長く現役を続けたいと願っている。

「引退するときには、人生の30%を奪われた気分になるだろう。サッカーをプレーする興奮は何ものにも代えがたい。たとえパラシュートで大空から降下しても、同じような気持ちにはなれないだろうね」

追記
 6月11日におこなわれたスド・アメリカ対リーベルプール戦がアブレウの最後の試合となった。
「その日が来た。僕は引退する」と、試合前に語っていたアブレウは、いったいどんな思いで「その日」を迎えたのだろうか。

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セバスチャン・アブレウ
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