シーズンオフにアメリカに戻ると多くの友人にまもなくメジャーデビューをする大谷の素晴らしさと二刀流の可能性を話した。しかし、当初はほとんどの人が懐疑的だった。しかし、今はまるで違う。

「親戚や友人に『大谷と日本でチームメートだったんだって？』とよく言われるよ。それはボクにとっても誇りである。彼は才能豊かで凄いプレーヤー。努力も惜しまない。いつも中継を見て興奮させてもらっている。アハハハって、子供がそのまま大きくなったような笑い方をするのが印象的だな。それが前半戦だけで33本塁打だからね」

自身4度目のオールスターで初ホームランを放ち、「寿司ポーズ」を決めるレアード　©Sankei Shimbun

　レアードも今は一人のファンとして大谷のメジャーでの活躍を応援している。そしてレアードもまた今度はマリーンズで、自身では16年以来となるリーグ優勝、日本一を経験すべく燃えている。あの時のようにチームを勝利に導く一発を放つために。

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