阪神 
先発　7勝4敗　防御率3.14
救援　4勝3敗8S11H　防御率4.33 
DeNA
先発　4勝4敗　防御率4.67
救援　5勝2敗5S15H　防御率5.17 
中日
先発　5勝7敗　防御率3.56
救援　4勝0敗7S17H　防御率3.54
ヤクルト
先発　8勝5敗　防御率4.55
救援　2勝3敗9S19H　防御率3.29
巨人 
先発　6勝8敗　防御率4.48
救援　1勝0敗3S22H　防御率2.87
広島 
先発　0勝8敗　防御率5.71
救援　3勝4敗3S6H　防御率4.11

オリックス
先発　9勝5敗　防御率3.69
救援　3勝0敗5S11H　防御率3.88
楽天
先発　7勝6敗　防御率4.12
救援　2勝2敗5S18H　防御率3.67
西武
先発　4勝3敗　防御率5.84
救援　3勝4敗5S17H　防御率3.48
ロッテ
先発　5勝6敗　防御率5.84
救援　3勝3敗6S12H　防御率2.96
日本ハム
先発　6勝9敗　防御率3.57
救援　1勝2敗3S8H　防御率3.20
ソフトバンク
先発　5勝5敗　防御率3.36
救援　0勝4敗0S10H　防御率2.23

オリックスは山本由伸、宮城ら先発が9勝

　広島は先発投手陣で1勝もできなかった。栗林良吏ら救援陣が頑張っても、試合の前半で勝負が決まっていることが多かったのだ。対照的にオリックスは先発が9勝。交流戦MVPに輝いた山本由伸や宮城大弥らがしっかりしたローテーションを形成して試合展開を有利に運んだのだ。

　巨人は12球団最多の22ホールド。6月8日のオリックス戦では球団記録の8人の救援投手を起用。オリックスの主軸、吉田正尚1人のために高梨雄平をマウンドに上げるなど、交流戦に懸ける原監督の必死の思いが見て取れた。総じて、今季のセは「雪辱」に燃えていたように思う。

　ソフトバンクは先発、救援ともに防御率は12球団で優秀な方に分類される。しかしソフトバンクの救援陣はセーブは0、救援勝利も0で4敗だった。

打線が湿りがちで援護点が少なかった

　先発投手は平均して6回以上投げるなど試合を作った。ただ主軸の柳田悠岐は5本塁打を放ったものの打率.227、栗原陵矢は3本塁打.269、松田宣浩は2本塁打.220と打線が湿りがちで、援護点が少なかった。

　また救援陣は失点こそ少なかったが、その少ない失点が決勝点になることが多かったのだ。

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