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5年前のEUROヒーローは今<ベテラン編> 優勝ポルトガルのエデルは33歳でロシア、ペッレは“年俸18億円で中国移籍”のち36歳で…
text by
三重野翔大Shodai Mieno
photograph byTakuya Sugiyama/Getty Images
posted2021/06/17 17:05
EURO2016で名を上げたエデルとペッレ。5年後の今はどんな感じ?
契約最終年となった2020シーズンには国内のカップ戦優勝に貢献。4年半の契約を全うし、中国移籍後初めてのタイトルを置き土産にチームを去った。
円熟のストライカーはキャリアの分岐点に立っている
そして2021年冬に古巣であるパルマに加入。残留争い渦中のクラブでカンフル剤としての期待が寄せられたが、チームは結局最下位でセリエBに降格。ペッレ本人も13試合1ゴールにとどまり、救世主とはなれなかった。
今夏でパルマとの契約が切れるペッレは、まだ契約更新を発表していない。生まれ故郷であり、自身がプロデビューを果たしたセリエBのレッチェに移籍する可能性もあるようだ。
今季セリエAで唯一の得点となったジェノア戦のゴールは豪快なバイシクル弾で、かつてのダイナミックなプレーは健在。来月36歳を迎えるストライカーは、そろそろフィナーレの地を探していることだろう。
青のユニフォームを身にまとったEURO2016から5年、彼もまた大きな分岐点に立っている。
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