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メッシ必殺ドリブル時の“左手”が絶妙すぎる 写真で収めたバルサvsアトレティコ、ワールドクラスなプレーの数々
posted2021/05/10 17:00
text by
中島大介Daisuke Nakashima
photograph by
Daisuke Nakashima
5月8日、第35節バルサ対アトレティコ・マドリー戦の撮影をしました。現地時間16時15分開始のこの試合は、首位を勝ち点差2で追う3位のバルサが1位のアトレティコをカンプノウに迎え入れての直接の首位争いとなるカードでした。
スペインでは5月9日に、昨年10月より続いていたEl estado de alarma(警戒事態宣言)が解除されることとなり、それに伴いこの週末よりリーガではスタジアムに一部ファンを入れての開催が検討されましたが、最終的に無観客での開催となりました……。
カンプノウにファンが入ったのは昨年3月7日のvsレアル・ソシエダ戦が最後となり、1年以上無観客で行われています。
久々のピッチサイドでの撮影となった
またコロナでの規制が始まって以来、カメラマンとして取材パスをもらえていても、無人の観客席からの撮影とされていましたが、この試合よりピッチサイドでの撮影が認められました。
しかし、サッカーの撮影では必須な前後半での撮影ポジションの変更は認められず、試合開始の2時間ほど前には抗原検査が義務付けられています。
試合開始2時間ほど前のスタジアム前です。コロナ前でしたら、開門を待つファンで溢れていますが、無人でした。それでもバルサの選手バスの入り時刻に合わせて、たくさんのファンが集まってくるシーンもありました。
昨シーズンまでバルサに所属していたスアレスがアトレティコのメンバーとして戻ってきました。バルサのグリーズマンは逆に元アトレティコの選手です。バルサのアップ着はかなりカラフルな柄でした。
この日、カンプノウは快晴でした。スタジアム上空に飛行機雲が何本もできていました。
なおキックオフ前、貴賓席では両クラブ会長が談笑していました。この試合についてのみ話していたのか、欧州スーパーリーグについても話は及んだのでしょうか。なお最上段にはこの日ベンチ入りできなかったクーマン監督が。またプジョルの姿も見られます。
バルサはメッシが先頭で入場しました。この時間帯はほとんどピッチに影が落ちていなかったです。キックオフ直前、センターサークル付近でメッシとスアレスの談笑が見られました。