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山崎康晃の少年時代は“荒川のノーコンピッチャー”? それでも4番ショートで輝いていた“抜群の野球センス”とは 

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花田雪

花田雪Kiyomu Hanada

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photograph byNaoya Sanuki

posted2021/05/05 11:03

山崎康晃の少年時代は“荒川のノーコンピッチャー”? それでも4番ショートで輝いていた“抜群の野球センス”とは<Number Web> photograph by Naoya Sanuki

2021年、復調気配の山﨑康晃。彼の少年時代を紐解くと興味深い成長曲線が見える

 Kボールとは『KWBボール』の通称で、軟式球と同じゴム製だが、ボールの重量、外径は硬式球と同じ。反発係数なども硬式球に近い『軟式球と硬式球の中間』のようなボールだ。

ホームスチールされてのサヨナラ負け

「先発は柳田でした。彼が好投して確かロースコアで延長サドンデスまで進んだんです。ただ、相手ランナーが三塁まで進んで、柳田もいっぱいいっぱい。そこで、ヤマにスイッチしたんです。そうしたらあいつ、ランナーが三塁にいるのにいきなりワインドアップで投げたんですよ(笑)。それで、ホームスチールされてサヨナラ負けです……(苦笑)」

 なかなか劇的な幕切れだが、内山さんはこの瞬間をこう振り返る。

「あれは、我々指導者がしっかりと注意しなければいけない場面でした。完全に、大人のミスで負けた試合。彼らには本当に申し訳ないことをしましたね」 

柳田悠岐編も関連記事からご覧になれます>

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