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大谷翔平トップタイ7号にMLB公式「ムーンショット」と絶賛… 「芯に当たれば勝手にボールが飛ぶ」恐ろしさ 

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posted2021/04/26 19:15

大谷翔平トップタイ7号にMLB公式「ムーンショット」と絶賛… 「芯に当たれば勝手にボールが飛ぶ」恐ろしさ<Number Web> photograph by Getty Images

25日のアストロズ戦で決勝本塁打を放った大谷

2試合連発にMLB公式も「ムーンショットだ」

 アストロズ戦との4連戦、初戦こそ“5タコ”に終わったものの、翌日には2安打1打点のマルチヒットを記録。翌24日の試合では第2打席の2球目をセンターへと叩き込み、今季第6号ホームラン。エンゼルスは2-16で大敗したものの、大谷は試合終盤にメジャーで初となるレフトの守備に就き、観客が落としたサングラスを投げ返すという場面も話題になった。

 極めつけは25日の一戦だ。2-2の同点で迎えた8回表、先頭打者の大谷は2番手ガルシアの外角ストレートを強振する。すると高い弾道を描いたボールは、センターやや右のスタンドに着弾した。現時点でメジャートップタイとなる7号ソロは、貴重な決勝点となってチームを4-2の勝利に導いたのだ。

「MLB Stats」公式ツイッターでは大谷の2試合連発の本塁打について、打球速度107.1マイル(172.4キロ)、飛距離440フィート(134.1メートル)と紹介するとともに「ムーンショットだ」と“月に向かっての一撃”のようだったと称賛した。シーズン30~40本塁打も余裕なのではないか――というほどの量産体制に入っているのは確かだ。

しっかりと芯に当てれば、勝手にボールが

<名言2>
しっかりと芯に当てれば、勝手にボールが飛んでいって、長打になってくれる。
(大谷翔平/Number861号 2014年9月18日発売)

◇解説◇
 NPBでプロ2年目のシーズンだった2014年、大谷は打者としても、投手としても非凡な才能を発揮していたが、それにしても当時から「勝手にボールが飛んでいく」と感じていたとは……。恐るべきポテンシャルである。

「やりたいことができている試合は多いかなと思います。とくに長打は自分の持ち味なので」

 当時から大谷はプロ野球での感触、自分のストロングポイントについてこう語っていた。その自己分析力の高さも大谷の魅力だろう。

【次ページ】 オープン戦の頃から漂っていた“冴え”とは

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