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アウェー遠征旅行と「水曜どうでしょう」って似てる? バズるサッカー漫画家が描く「Jサポあるある」
posted2021/02/27 06:03
text by
千田純生JUNSEI CHIDA
photograph by
Getty Images/JUNSEI CHIDA(illustration)
2021シーズンのJリーグがいよいよ開幕しました! 選手たちの好プレーや喜怒哀楽を見ながら、熱く応援する時期がやってきました。サポーターとしてみれば嬉しくもあり悲しくもある(?)時期の到来ですが、漫画家でTwitterやサッカー関係のイラストも大人気な千田純生先生に、開幕を待ちわびる「Jリーグサポーター&サッカー好き夫婦あるある」を描いてもらいました(全2回。前編はこちら)。
千田先生は長年積極的にスタジアムに足を運ぶ、熱心な横浜F・マリノスサポーターとしても知られています。クラブを愛するがゆえ、いろいろなことが起きるようで……。
アウェー遠征と「水曜どうでしょう」の共通点
(4)今年後半あたりには遠方に行けることを期待してアウェーの観光地を色々調べちゃう
いつものホームスタジアムでの一戦はもちろんなんですが、Jリーグを観戦する醍醐味の1つはアウェー遠征にあると思います。
アウェースタジアムの空気感を味わうのはもちろんなんですが、試合前後に話題の店や名所、観光地に足を運べるのも「旅行」の一環としてとても有意義なんですよね。特に今シーズンのJ1は徳島ヴォルティスが昇格したことで、北海道・東北・東海・関西・中国・四国・九州と地域バランスがいい感じで散らばっていますし。
実はアウェー遠征、ちょっと似ていると思うテレビ番組があります。それは夫婦で大ファンの「水曜どうでしょう」です。大泉洋さんとミスターさん(鈴井貴之)たちが全国各地で珍道中を繰り広げますが、移動しながら雑談したり、名物料理に舌鼓を打ったり、遠方まで来たのにガッカリな結果になったり(サイコロシリーズ的な)……など、共通点があるなあと。
その喜怒哀楽が現地で味わえることが、アウェー遠征に足を運ぶ楽しさなんだと思います。こちらも前編で取り上げたコロナ禍のスタジアムと同様、気兼ねなく全国各地に行ける世の中になってほしいですね。