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王貞治「山に籠るべきだったが…」、尾崎将司「好きでも嫌いでも一番に」…大物は“批判”にどう向き合う? 

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posted2021/02/10 11:01

王貞治「山に籠るべきだったが…」、尾崎将司「好きでも嫌いでも一番に」…大物は“批判”にどう向き合う?<Number Web> photograph by Hideki Sugiyama

ダイエーの監督就任からしばらくは結果が出せず批判が絶えなかった王監督

一生懸命戦った結果がこうなった

<名言2>

一生懸命練習して、一生懸命戦った結果がこうなった。批判する人には“ゴメンネ”と言うしかない。
(内藤大助/988号 2019年10月17日発売)

◇解説◇

 母子家庭に育ち、中学時代にはいじめにあっていた内藤少年。そんな彼が自分を変えたいと思い、ボクシングを始めたのは有名な話だ。

 内藤が世界初挑戦したのは2002年のこと。19連勝の勢いに乗ってポンサクレック・シンワンチャーに挑んだが、1ラウンドであっさりKO負け。

「日本の恥」とまで叩かれる屈辱にまみれたが、内藤は内藤なりの方法でへこたれなかった。

「最短KO男」と記されたTシャツを着たり、亀田興毅との因縁で知名度を上げたりしながら、2007年には通算3度目となったポンサクレック戦で見事世界王者をつかみ取った。

「才能もセンスもない」と本人は常々語っていたが、その執念と頭脳派ぶりは驚異的なものだった。

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