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「大男が郵便局に現れた!」新丸子に伝わるジャイアント馬場“巨人伝説” 浪人期に出会っていた驚きの人物とは
text by
高木圭介Keisuke Takagi
photograph byMoritsuna Kimura/AFLO
posted2021/01/31 06:01
巨人軍を自由契約になった後、合宿所があった新丸子でそのまま浪人期を過ごしたという馬場。その近くにあったのが「不二拳斗倶楽部」だった
馬場は昭和35年9月30日にプロレスデビュー。やがて、新丸子の街からも姿を消したが、60年以上が過ぎた現在も巨人伝説は残る。
そんな馬場の姿が最後に新丸子で目撃されたのは、筆者の知る限り、92(平成4)年12月に急逝した2代目付け人、そして日本プロレス→全日本プロレスと長年行動を共にした大熊元司さんの葬儀が、東口商店街の突き当たりにある大楽院にて営まれた時だった。あの時も近所の主婦たちが「ジャイアント馬場がいたよ!」「ほかにも大きい人がたくさん立っていた」と大騒ぎしていたことを思い出す。
こんな目撃談もまた、平成時代の「巨人伝説」なのかも。
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