月刊スポーツ新聞時評BACK NUMBER
藤井聡太、高木守道、大坂なおみ…勝手に選定「スポーツ紙見出し大賞2020」は、まさかの“バイデン勝ち”?
text by
プチ鹿島Petit Kashima
photograph byHideki Sugiyama/JIJI PRESS
posted2020/12/29 11:02
今年のスポーツ紙で見出しに登場した高木守道、藤井聡太、大坂なおみ(左から)
照ノ富士が5年ぶりに2度目の優勝
大相撲7月場所は照ノ富士が5年ぶりに2度目の優勝。
『史上初大関陥落→序二段→再入幕で 照がV 大相撲の歴史を変えた復活』(日刊スポーツ8月3日)
コロナ禍で明るい、元気が出る優勝。
この場所の日刊スポーツの見出しには『キャバクラ阿炎』(7月27日)も。
『大坂が選んだ テニスより大事な 差別との戦い』
8月。歴史的な一面と見出しが。
『大坂が選んだ テニスより大事な 差別との戦い』(日刊スポーツ8月28日)
女子テニスの大坂なおみが米ウィスコンシン州で起きた警官による黒人男性銃撃事件に対し、SNSに声明文を投稿。8月27日に予定されていたウエスタン・アンド・サザン・オープン(ニューヨーク)の準決勝を棄権。
日刊スポーツは大坂なおみのSNSでの声明をすべて載せた。
競馬でも「バイデン」が1着
さて、コロナ系の見出しでは東スポもやはり入れておきたい。
『まさかの!宇宙人もコロナ感染!?』(12月8日)
大変なときだからこそ、こういう記事も読みたい。
今年はアメリカ大統領選がおこなわれたが結果をいち早く予想していたのはデイリースポーツ。
『バイデン差し切る』(9月19日)
競馬面でした。レース結果を調べたらこの「キングバイデン」という馬は1着になっていました。予想というか予言的中。
今年の見出し大賞はこれかもしれません。