熱狂とカオス!魅惑の南米直送便BACK NUMBER
“二股婚のち修羅場” お盛んロナウジーニョ伝説はブラジルでも物議…15歳の息子はスター候補との噂
text by
沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byTakuya Sugiyama
posted2020/12/17 17:02
バルサ時代の全盛期から自由奔放だったロナウジーニョ。ブラジルに帰っても“お盛ん”だったようで……
実は、現役時代から折に触れて「いずれは音楽の世界に身を投じたい」と語っていた。2014年以降、 ヒップホップ、ラップ、パゴッジ(サンバをメロディアスにしたジャンル)などのミュージシャンのビデオクリップで歌を歌ったり楽器を演奏しており、ステージで共演したこともある。
もう40歳。でもブラジルには不惑という言葉はない
現役時代は世界のフットボールの歴史に残るスーパースターとして名声を欲しいままにしたが、引退後はありとあらゆるトラブルに巻き込まれている感がある。
しかし、そんなことは全く気にしていない様子で、公衆の面前ではあの屈託のない笑顔を浮かべて愛嬌を振りまく。これを「底抜けの明るさ」と呼んでいいのか、あるいは「底抜けのルーズさ」と考えるべきなのか、なかなか判断が難しい。
ロナウジーニョも、すでに40歳。しかし、ブラジルには「不惑」という言葉はない。これからも、危なっかしい人生を、内心の悲哀を押し隠し、笑いながら歩んでいくのだろうか。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。