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“二股婚のち修羅場” お盛んロナウジーニョ伝説はブラジルでも物議…15歳の息子はスター候補との噂
posted2020/12/17 17:02
text by
沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph by
Takuya Sugiyama
今年3月にパラグアイの首都アスンシオンの国際空港の入国審査で同国の偽造パスポートを提示して逮捕され、半年近い勾留生活を経て8月末、ほうほうの体でブラジルへ逃げ帰ったロナウジーニョが、今度は以前の同棲相手から巨額の生活費支払いと財産分与を求められ、なおかつ重大なプライバシーの侵害に悩まされている。
この女性は、プリシラ・コエーリョさん、34歳。丸顔で、目の大きさが非常に特徴的なラテン美人だ。2013年から18年までの約6年間、リオのロナウジーニョの豪邸で同棲していた。場所は南部の高級住宅地「バーラ・ダ・チジュッカ」で、現在、ボタフォゴに在籍する本田圭佑もこの地区のマンションに住んでいる。
「どうしても3人で一緒に住みたい」
2人とも独身であり、これだけなら特に問題はない。しかし2016年以降、ベアトリス・ソウザさんという別の女性もこの邸宅に同居していた。
ベアトリスさんは、細面でもう少し大人しい印象を受ける。2人の女性はいずれもブラジル南東部ベロオリゾンテ出身で、以前から面識があったという 。
プリシラさんは、リオのタブロイド紙「エストラ」と「オ・ジア」にこう語る。
「彼から『2人とも大好きなんだ。君たちなしでは生きていけない。どうしても3人で一緒に住みたい』と言われた。私の家族は強く反対したけれど、彼のことが大好きだったから承諾したの」
以後、2人の女性はロナウジーニョが国内外のイベントに招待されるとしばしば同行し、リオ市内でも3人一緒に外出した。
レストランでは、いつもロナウジーニョを真ん中にして、2人の女性が両脇に座った。彼が1人で旅行したときは、2人に必ず同じお土産を買ってきたという。
3人の奇妙な“婚姻”生活は、やがて地元メディアの知るところとなる。その実態を、プリシラさんが打ち明ける。