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“二股婚のち修羅場” お盛んロナウジーニョ伝説はブラジルでも物議…15歳の息子はスター候補との噂
text by
沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byTakuya Sugiyama
posted2020/12/17 17:02
バルサ時代の全盛期から自由奔放だったロナウジーニョ。ブラジルに帰っても“お盛ん”だったようで……
プリシラさんは、今後ロナウジーニョから受け取れる生活費の金額を明らかにしていないが「エストラ」は「月に10万レアル(約204万円)程度」と推測している。
しかし、ロナウジーニョは裁判所からの支払い命令の正式書類を受理するのを避けるためリオから出身地の南部ポルトアレグレへ逃亡したとみられ、現在、裁判所が居場所を突き止めようと動いているという。
今後は“通い愛”を模索してるとの噂
プリシラさんと別れた後も、ロナウジーニョはベアトリスさんとの同棲は続けていた。しかし、2019年8月、彼女とも別れた。
ところが「エストラ」は「パラグアイから帰国後、ロナウジーニョがベアトリスさんと再会し、『リオへ戻ってきてくれ』と伝えた」と報じた。ただし、「以前、2人の女性を自宅に住まわせて懲りたので、今度は自宅近くにベアトリスさん用のマンションを借り、自分がそこに通うつもりのようだ」と伝えている。
15歳の息子ジョアン・メンデスはプロを目指す
ロナウジーニョは、これまで正式に結婚したことは一度もない。ただし若い頃から女性関係は派手で、2005年2月、ダンサーとの間に男の子ジョアン・メンデスが生まれた。
ジョアンは母親が育て、ロナウジーニョは認知して養育費を払ってきた。風貌は若い頃のロナウジーニョとそっくり。現在15歳で、名門クルゼイロの下部組織に所属してプロを目指す。クラブ関係者は「スピードとテクニックがあり、将来有望なアタッカー」と太鼓判を押す。
パラグアイで1年のほぼ半分を棒に振り、やっと母国へ戻ってきたと思ったら、またしても頭の痛いトラブルだ。
他にも、自身が広告塔となったデジタル通貨のねずみ講(オーナーの1人という触れ込みだった)に出資して損失を被った150人の顧客から約3億レアル(約61億円)の損害賠償を求められるなど20を超える訴訟を抱えており、不動産の土地家屋税滞納分とその罰金、違法建築物への罰金などの支払いも残っている。
それでも、11月末、現役時代の自身の呼び名にちなんで「ブルッシャ・ド・トロッパ」(魔法使いの一団)というレーベルを立ち上げ、専用スタジオを構えて音楽の分野で本格的に活動しようとしている。