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憎きマラドーナを、本当は大好きだった… “不仲のち親友”ペレ&宿敵ブラジルが嘆く天才の早すぎる死
text by
沢田啓明Hiroaki Sawada
photograph byGetty Images
posted2020/11/26 17:35
1990年W杯イタリア大会での1枚。ペレとマラドーナ。サッカー界のレジェンドは心の奥底で、互いの実力を認めていたのだ
薬物依存に苦しんだ元セレソンFWも……
マラドーナと同じく薬物依存症に苦しんだ経歴を持つ元ブラジル代表FWカーザグランジも、個人的に交流があった。
「薬物に健康を蝕まれた彼の苦しみは、痛いほどわかる。悲しくてたまらない」と涙を流した。
世界のフットボールの歴史を塗り変えたアルゼンチン人の死を、多くのブラジル人が心から悼んでいる。
アルゼンチン代表を蛇蝎のように嫌うブラジル人も、魔法のようなテクニックを持ち、とてつもない創造性を発揮するディエゴ・アルマンド・マラドーナが実は大好きだったのだ。
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