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ロケッツGM辞任のモーリーがNBAで起こした革命と功績。~最高のパートナーへの思い~
posted2020/11/11 07:00
text by
宮地陽子Yoko Miyaji
photograph by
Getty Images
この十余年、ヒューストンから飛び込んできたロケッツのニュースに何度驚かされたことだろうか。たとえば2012年にジェームズ・ハーデンを獲得したトレードのニュース。'17年にはクリス・ポール、'19年にはラッセル・ウェストブルック獲得のニュースもあった。
そんな驚くようなトレードを次々に遂行してきたヒューストン・ロケッツのダリル・モーリーGMが、10月半ばにロケッツGMとして最後のサプライズ発表をした。11月1日をもって辞任すると言うのだ。
モーリーは辞任の理由として家族をあげている。子どもが2人とも高校を卒業したこともあり「今が辞めるタイミング」と決意したと明かす。以前から、いずれは東海岸に戻るつもりだったとも報じられており、そのうち東海岸のチームのフロント入りするのではないかとの憶測もある。