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永里優季「お兄ちゃんが“代表の頃、まるで別人だった”と」 なでしこ辞退後に言われたこと
text by
飯尾篤史Atsushi Iio
photograph byAFLO
posted2020/11/05 11:01
はやぶさイレブンでの入団会見に立ち会った妹・亜紗乃(左)と兄・源気。その兄からは意外な言葉をかけられたという
押し潰されそうな感覚で、ずっと
――でも、演じなければ、なでしこジャパンのセンターフォワードは務められない。それほどの重圧があった。
「押し潰されそうな感覚で、ずっとやっていたんですよね。何かの拍子でプツンと切れたら、ダダダダダダって行ってしまうような感じで。だから必死でした。でも、ひとりで耐えていたわけじゃなく、チームの中に理解してくれる仲間がいてくれたのは大きかった」
――宮間あやさんとか。
「うん。そうですね」
――誤解されやすいタイプなんですね。
「ホント、傷つきますよ。だから最近は、自分が傷つきやすいのが分かっているから、ネガティブなものに自分からアクセスしないように気をつけています(笑)」
(後編に続く。Number Web以外の外部サイトでお読みの方は関連記事『久保建英に「え、これホント小学生?」から約5年 永里優季、“男性とサッカーできる”心身の秘訣』よりご覧ください)