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【結婚発表】石原さとみが語っていたバスケ愛と“好みのタイプ”「無口なイケメンではなく……」
text by
Number編集部Sports Graphic Number
photograph byGetty Images
posted2020/10/01 20:50
一般男性との結婚を電撃発表した石原さとみ。東京五輪の聖火リレーアンバサダーを務めている
それから、県予選の海南戦で負けた後に、花道が悔し泣きするところも好きなんです。花道のパスミスで負けるんですが、それを分かっている赤木キャプテンが「これで終わりじゃねえ」って言う場面。2人の関係性が凄く良いんですよね。
あのメガネの奥の光は、年をとると見えてくるものなんです(笑)
最初に読んだのは、小学校高学年のころ、バスケをはじめた時ですね。当時は流川がカッコ良くて。やっぱり少年浸画だし、「流川カッコイイ」とか「晴子かわいい」とか思っていました。「なんでウチのバスケ部の男子と違うんだろうね」とか言って。
でも、大人になるとまた好きなキャラもちょっと変わってきますよね。無口なイケメンからは少しズレるんです。特に副キャプテンの木暮君とか、グッとくるポイントが増えましたね。補欠なのに、いつ出番があってもいいように、毎日絶対手を抜かないし努力を怠らない……。そういう努力家な人って、大人になると魅力的に見えてきますよね。あのメガネの奥の光は、年をとると見えてくるものなんです(笑)。
それからよく覚えているのが、2005年に井上先生が雑誌の「SWITCH」に、「スラムダンク、あれから10日後――」という各キャラの後日談を描いたことがあったんです。それがちょうど、田臥(勇太)選手が日本人で初めてNBAに参戦した頃だったんですね。
その最後に、ケガでリハビリ中の花道に、お医者さんが「日本人初のNBAプレーヤーが生まれたって」と伝える場面があるんです。それに花道が「次に行くのは俺だ」って応えるんですよ。それを見たときに、漫画の中の世界だった話が、いまの現実とつながっていることに凄く感動したんです。井上先生の日本人バスケ選手への期待が凄く感じられて、グッとくるものがありました。
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