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捕手4人体制のカープで 會澤翼が戦うための武器。

posted2020/09/08 07:30

 
捕手4人体制のカープで 會澤翼が戦うための武器。<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

昨季は自己最多126試合で打率.277、12本塁打、63打点。今季も7月26日に満塁弾と打力で存在感を発揮している。

text by

石田雄太

石田雄太Yuta Ishida

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Nanae Suzuki

 多士済々である。今シーズン、浮上のきっかけを掴めずにいるカープのキャッチャーのことだ。

 一軍にはレギュラーの會澤翼(32)がいて、ベテランの石原慶幸(40)が控える。そこへ昨年は代打の切り札となった磯村嘉孝(27)が割り込み、巧さと力強さを併せ持った打てるキャッチャーとして台頭する坂倉将吾(22)も存在感を増す。さらに3年前の夏の甲子園で清原和博が持っていたホームランの大会記録を塗り替えた期待の中村奨成(21)が、プロ3年目にして初の一軍昇格を果たした。

 ベンチ入りが増えて26人に拡大されたとはいえ、キャッチャーを4人もベンチに入れているのはセではカープだけ。プレミア12で日の丸を背負って世界一に貢献した會澤でさえ、ポジションが保証されているわけではない。若い力と戦うための武器は何かと訊ねたら、會澤は言った。

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