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「35億」の次はアメフトに恩返し。
コージ・トクダが語る現役復帰の覚悟。
text by
田中大貴Daiki Tanaka
photograph byKoji Tokuda
posted2020/08/15 11:50
コージ・トクダは法政大で甲子園ボウル3度出場、主将も務めた。今季から「みらいふ福岡SUNS」で選手復帰。
スピードで戦う選手、タレントとしての目標は?
――これからどういう選手を目指しますか。
大学時代からディフェンスラインの選手でしたが、その中で自分は体重的には軽い方なんです。最低でも100kgはあるようなポジションですから。なのでパワーではなく、とことんスピードで戦う選手になりたいと思っています。プレーが始まった瞬間、相手に当たるまでの1mの距離を誰よりも速く動くという。そのために踵から上にパワーを連動させて、全身でスピードを出せるよう取り組んでいます。
――タレントとしての目標はありますか。
俳優をやっていきたいので、目標は照英さんですね。今も体育教師の役を頂くことがありますが、そういったアスリート系、アクション系のイメージの俳優として活躍するのが夢です。アメフト選手として全力を尽くせるのは年齢的にもあと3年くらいだと思うので、今はとにかく体を動かして、その後のお仕事に説得力を持たせられたらいいなと。
――試合でも今のまま金髪で行くんですか。
金髪で行こうと思っています。アメフトってヘルメットを被っちゃうので、試合中は背番号を見ないと選手が誰だかわからないんですよ。だから、ちょっとでも目立つように(笑)。