Number NewsBACK NUMBER
筒香嘉智「数字でチームに貢献する」宣言通りの開幕戦初HR!秋山翔吾は初打席タイムリー&大谷翔平も初安打。
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byZUMA PRESS/AFLO
posted2020/07/25 15:30
開幕戦でいきなりメジャー初本塁打を放った筒香嘉智。
現地時間24日、今季メジャーリーグ開幕戦に筒香嘉智(タンパベイ・レイズ)、秋山翔吾(シンシナティ・レッズ)、大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)が出場した。
筒香は現地時間24日に行われたトロント・ブルージェイズとの開幕戦に「3番・三塁」で先発出場。5回の第3打席にメジャー初ホームランを放った。
第1打席はセカンドゴロ、第2打席はデッドボールで迎えた第3打席のことだった。1-6とリードされた2死一塁、ドジャースから移籍した柳賢振の投じた6球目のストレートを振り抜くと、レフトに伸びた打球はそのままスタンドイン。グラウンドを1周してホームインした筒香は迎え入れたチームメートとタイミングを合わせて”お辞儀ポーズ"を披露した。
この一撃にMLB公式ツイッターも「ヨシにとっての初安打、そして初ホーマーだ」と速報した。
筒香はメジャー移籍が決まった後、『Number』996号で単独インタビューに応じ、「楽しみですね。また違う野球観に巡り合えるんじゃないかと」と語るとともに「メジャーに行くのは、バッティングを探しに行くわけではないし、勝負して数字を出してチームに貢献するために行く」と意気込み、メジャー1年目から結果を残しにいく意欲を語っていた。
ベイスターズ、そして侍ジャパンの主砲として数々のアーチをかけてきた筒香。アメリカでもその第一歩を力強く踏み出した。
秋山はデトロイト・タイガース戦の6回2死一、二塁の場面で代打で起用されると、6球目のストレートをセンター前に運ぶタイムリー。西武時代に培ったバットコントロールでいきなり初打点をマークし、チームの7-1勝利に貢献した。
大谷はオークランド・アスレチックス戦に「3番・DH(指名打者)」で先発出場。第1打席でセンター前ヒットを放ち、今季初安打をマークした。26日(日本時間27日)にはトミー・ジョン手術以来初めてとなる先発登板で本格的な「二刀流」復活を披露する予定だ。